年金

2024年4月24日 (水)

今年も一部税金を取り戻したぞ!

4月5日に、e-TAXで確定申告(還付申告)をしました。
そして昨日、その還付金が振り込まれました。

今年の還付金は、24,655円

たいした額じゃないけど、それでも嬉しい!\(^o^)/

でも・・・。

冷静に考えたら、過払い分の税金が戻ってきただけなんですよね。
だから「嬉しい」は、取り消します。( ´艸`)

勝手に搾取しておいて、わずらわしい作業(確定申告)をしないと取り戻せない。
なんか腑に落ちないんだよなぁ。

おいらの所得なんて、すべてマイナンバーで把握されているわけだから、自動で還付してくれればいいのにね。
確定申告(還付申告)をするたびに、そう思うわけです。



ところで・・・。

政府広報オンラインに、「確定申告不要制度」を説明するページがあります。

ここ↓
「ご存知ですか?年金受給者の確定申告不要制度」

そのページには、こう書かれています↓

年金受給者の皆さんの申告手続の負担を減らすため、公的年金等に係る「確定申告不要制度」が設けられています。これにより、公的年金等による収入が400万円以下で一定の要件を満たす場合には、所得税及び復興特別所得税の確定申告を行う必要がありません。この制度について紹介します。


そして、そこに貼られている図が、これ↓

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公的年金等の収入金額が400万円以下で、公的年金等の雑所得以外の所得金額が20万円以下なら、「確定申告が不要」と視覚的に説明しています。

こんな図を見せられたら、「面倒な確定申告をしなくていいんだ!ラッキー!」って、思ってしまう人もいるかも?

おいらは、確定申告不要制度は「年金受給者の申告手続きの負担を減らすため」じゃなくて、「還付金を少なくさせるため」なんじゃないの?
そう思ってます。(*-ω-)ウンウン♪

ちなみに、おいらの昨年の年金等の収入金額は、400万円以下
公的年金等に雑所得以外の所得金額も、20万円以下

だから「確定申告不要制度」により確定申告をしなくても、なんら問題ありません。
でも、毎年、確定申告(還付申告)をしているのは、わずかでも過払いの税金を取り戻すためなのです。



ってことで、「政府の罠には、ご用心」ということで。( ´艸`)

※注:確定申告をすれば、年金受給者全員が還付金受けられるわけではありません。
細かいことは、自分で調べてね。(^_-)-☆


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2023年6月 2日 (金)

聞きたい事があったので年金事務所に行って来た

おいら、7月に65歳になります。
そして、老齢年金を受給するつもりでいます。(繰り下げはしない予定)

まずは受給にあたり、どんな手続きが必要なのか?を、自分で調べました。

おいらは、すでに63歳から「特別厚生老齢年金」を受給しているので、この内容↓

特別支給の老齢厚生年金を受け取っている方には、65歳になる月の初め頃(1日生まれの方は前月の初め頃)に、日本年金機構から「年金請求書」と記入方法を掲載しているリーフレットが届くので、「年金請求書」に必要事項をご記入のうえ、誕生月の末日(1日生まれの方は前月末日)までに日本年金機構に届くように返送ください。
「年金請求書」が誕生月の末日までに日本年金機構に到着しなかった場合、年金支払いが一時保留されます。


おいらの場合は、7月初め頃に「年金請求書」が送られてくるわけね。
そして、7月末日までに日本年金機構に届くように、それを返送するだけ。
簡単ですね。

ただ、ここで一つ問題が。

おいら、6月中旬~9月中旬の約3ヶ月間をバンコクで暮らす予定にしているので、7月中は日本にいないのです。

その場合は、どうなっちゃうの?

もちろん、それも調べました。

「年金請求書」の提出が遅れた場合でも、次の手続きを行うことにより65歳までさかのぼって老齢基礎年金・老齢厚生年金が決定され、65歳以降の年金を受け取ることができます。
なお、66歳前の場合と66歳を過ぎた場合とでは手続きが異なりますので、ご注意ください。

●66歳前の場合
ご自宅に届いた「年金請求書」をご返送ください。

●66歳を過ぎた場合
ご自宅に届いた「年金請求書」では、請求することができません。
この場合は、「老齢基礎・厚生年金請求書(65歳支給)」をお近くの年金事務所または年金相談センターにご提出ください。
※「老齢基礎・厚生年金請求書(65歳支給)」は、年金事務所または年金相談センターに用意しています。
※年金の請求が5年以上遅れた場合、時効により5年分しか受け取れないことがありますのでご注意ください。


7月中に送付できなくても、66歳になる前までに送付すれば、年金をさかのぼって受け取れるってことね。
66歳を過ぎてしまったら、繰り下げ受給手続きが、新たに必要になるらしい。

おいらは、繰り下げをしないつもりなので、日本に戻る9月に手続きすれば無問題です。



それじゃ、何しに年金事務所に行ったの?ですが・・・。

そもそも年金は、偶数月の15日に2ヶ月分が振り込まれます。(企業年金は、別)

8月15日に振り込まれるのは、6月分と7月分。
10月15日に振り込まれるのは、8月分と9月分。
こんな風にね。

だから偶数月の15日は、銀行のATM、老人たちで溢れかえってるでしょ?(シランケド)
年金受給者は、偶数月の15日を楽しみにしているのです。( ´艸`)

おいらも、7月に手続きをすれば、10月15日には年金を受け取れるはずだけど・・・。

手続きが9月になると、最初の年金受給は、おそらく12月15日になるはずです。
それでも、10月15日に貰う分も合わせて貰えるはずなので、損はないですが。

でも、出来れば、なるべく早く貰いたいじゃないですか?

だって、今まで受給していた「特別老齢年金」も、ストップしちゃうので。
今年は、10月15日の楽しみが、無くなってしまうわ。(笑)

何か良い方法が無いのか?
それを探るために、年金事務所に聞きに行ってきたってわけです。



年金事務所にて・・・。

おいら「今年の7月に65歳になるので、老齢年金の受給を予定しています。ただ、6月中旬~9月中旬の3ヶ月間は、日本にいないので手続きできません。どうしたらいいですか?」
スタッフ「日本に戻ってきた時に、手続きしてくれればいいです。」

想定通りの返答です。

おいら「出来れば、10月15日から受け取りたいんですが、間に合いますか?」
スタッフ「9月手続きで10月15日は、間に合わないです」

まあ、これも想定通り。

おいら「手続きは代理人でも出来ますか?」
スタッフ「ハガキを返信してもらうだけなので、出来ます」
おいら「そのハガキは、事前に貰うことは出来ますか?」
スタッフ「いいですよ」

で、貰って来たハガキが、これ↓
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このハガキに必要事項を記入して、7月末日までに日本年金機構に届くように返信してくださいとのこと。
記入内容をみても、たいしたことないですね。

ただし・・・。

「送付は、必ず誕生日を過ぎてからにしてください」って。
まあ、そりゃそうですよね。

さて、どうしようかな?

返信を誰かに頼んで、10月15日から受給する?
受給が多少遅れてもいいので、手続きを9月にする?

少し考えましょうか。

それにしても、年金事務所にはダメ元で行ったのに、なんとかなるもんですねぇ。ヽ(^o^)丿

 

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2023年5月29日 (月)

キリギリスになれるかなぁ?

先日、65歳~75歳までの10年間は、おいらの「老後の黄金期」と書きました。

56歳で会社を辞めて、無収入になり。
60歳から企業年金を受給。
63歳から特別老齢厚生年金を受給するも、ずっと預金を切り崩しての生活でした。

それが65歳からは老齢年金を受給する予定なので、年金収入の範囲内で生活できるようになるんじゃないかと。
それでも贅沢は、出来ませんけどね。

ただし企業年金の受給は75歳までなので、75歳以降は年金受給額が減ります。
だから年金受給額が一番多くなる65歳から75歳までの10年間を、おいらの「老後の黄金期」としたわけです。

その記事は、ここ↓
「老後の黄金期」

会社員時代は、馬車馬のように働いて。
会社を辞めてからの56歳~60歳は、自由を謳歌しながらも、預金の減り具合を気にしながらの暮らしでした。
60歳からは、わずかばかりですが年金収入もあり、金銭的にはだいぶ楽になりましたが、今度は「コロナ」という、わけのわからないウィルスに自由を奪われる日々で、約3年間をムダに過ごした感が強いです。

だから、「老後黄金期」は、悔いなく楽しみたい。

そのためには、どんな心構えでいるべきか?
65歳まで2ヶ月となり、ちょっと考えてみました。



そのヒントが、過去の記事にありました。

その記事は、これ↓
「家計簿をつけ始めたら退職できた」

2014年11月18日に書いた記事です。
会社を辞める心境と、お金に関する強がりと不安が、読み取れます。

そして、記事の終わりに・・・。

『家計簿をつけ始めたことで、「キリギリス生活」から「蟻の生活」に変わりました。そして、人生の終わりが見えてきたら「キリギリス生活」に戻ります』

こう書いています。

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そうかぁ。
あれからずっと節約を意識しながら、生きてきたんだねぇ。
相変わらず、家計簿もつけてるしね。(エライ!エライ!)

50歳頃から15年間、ずっと節約を意識してきたので、そろそろ「キリギリス生活」に戻ってもいいのかな?
そのタイミングが、「老後の黄金期」なのかもです。

まあ、「キリギリス生活」と言っても、昔のように、ギャンブルをするつもりはないし、タバコを吸うこともない。
ゴルフだってもうやらないと思うし。

ってことは、今までの暮らし方と、そう変わらない?

でも・・・。

・買いたいものがあれば、躊躇しない。
・食べたいものがあれば、我慢しない。
・やりたいことは、全部やる。

これくらいは、頭に刷り込んで置きますわ。

これで「キリギリス」になれる?(笑)

 

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2023年5月19日 (金)

税務署からの電話に、ちょっとドキッ!

一昨日のこと。
見知らぬ番号から、電話がかかってきました。

誰だろう?

とりあえず、出てみると・・・。

「○○税務署ですが、○○さんですか?」って。

税務署?
詐欺電話か?

一瞬、それを疑ったものの・・・。

「修正申告していただいた件ですが・・・。」で、合点がいきました。
確定申告(還付申告)をした際に間違いに気づき、修正申告をした件でした。

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確定申告した時のことを少し詳しく書くと・・・。

遡ること、4月4日。
「e-Tax」で、確定申告書(還付申告)をしました。
年金受給時に勝手に源泉徴収された税金と、わずかばかりの配当金(株式等)から特別徴収された税金を、少しでも取り戻すためです。

実際に徴収されていた税額は、73,777円。
そのうち還付される税額は、30,957円になりました。

30,957円が戻るなら、多少手間をかけても申告したほうがいいよね。
今は「e-Tax」で申告出来るので簡単だし。

ところが・・・。

送信してすぐに「社会保険料(国民健康保険料)」の入力を忘れたことに気付きました。

「社会保険料」を入力することで、還付額がどう変わるか?

すぐに計算したところ・・・。

30,957円が、32,999円になるようです。
2,042円の上乗せです。

2千円のために、わざわざ修正申告をする?
それも面倒だなぁ。
修正申告は初めてなので、やり方もよくわからないしね。

ちょっと思案していたら・・・。

「国税庁確定申告書コーナー」に「提出した申告書類に誤りがあった場合」という項目を、発見。
内容を読んでみると、たいして難しくなさそうだったので、「修正申告」をしてみることに。

入力内容は、確定申告(還付申告)と同じ。
なので、難しいことはありませんが、やっぱり2度手間、面倒です。

来年は、気を付けよう!

でもまあ、無事に入力を終え、申告完了。
あとは還付金が振り込まれることを待つだけです。



4月18日、30,957円が振り込まれました。
申告手続きしてから、ちょうど2週間後でした。

でも・・・。

あれ?
修正申告の2,042円は?

確定申告(還付申告)と同じ日に修正申告したので、てっきり一緒に入金されるものと思ってたんですけどねぇ。
修正申告分は、後回しなのかな?

まあたいした金額でもないので、しばらく放置することに。
そのうち、入金されることでしょう。



そして、一昨日(5月17日)に、税務署から電話がかかってきたってわけ。
修正申告のことなんて、すっかり忘れてたわ。(笑)

それで、電話の内容ですが・・・。

「修正申告の場合は、社会保険料の通知書が必要なので郵送して貰えますか?」でした。
「還付申告」では書類提出の必要は無いんですが、「修正申告」の場合は違うようです。

”郵送かぁ、面倒だなぁ。”は、心の声。

そこで、「そちらに持って行ってもいいですか?」って聞いてみたら。
それでも大丈夫とのことだったので、持参することに。

自宅から税務署までは徒歩10分くらいの距離なんで、その方が手間なしですからね。

すぐに準備して税務署を訪問。
税務署での手続きは、ほんの5分程度で終了です。

還付金の振込は、また2週間後くらいかな?

それにしても、「税務署」ってだけで、ドキッ!とするのは、おいらだけ?
何も悪いこと、してないのにね。( ´艸`)

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2023年5月15日 (月)

心を惑わす年金制度

前々回の記事で、おいら、65歳になったら老齢年金受給を開始する旨を書きました。
65歳になるのは、今年の7月。
あと2ヶ月後です。

厳密に言うと・・・。

誕生月(7月)に手続きをしたとして、年金が実際に受給できるのは、10月15日(誕生月の翌月と翌々月分の受給)になります。

ただ、おいらは、6月中旬からバンコクに行く予定なので、誕生月(7月)には手続き出来そうもありません。
なので、実際に貰えるのは、もっと先(12月)になるのかな?

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ところで、今日の表題の件ですが・・・。

おいらのことではなく、どちらかと言うと、友人の話。
友人もおいらと同じ年齢、しかも誕生月も同じです。

年金、いつから受給を開始する?
最近、友人とは、そんな話で盛り上がります。

それで友人、以前は「1年ほど繰り下げるつもり」って、言ってたんですが。
(受給を1年繰り下げると、1ヶ月あたり0.7%増額。年額では8.4%も年金額が増えます。)

65歳で100,000円/月のところを、受給を1年繰り下げると108,400円/月になるってことね。
(注:金額は仮定の額です)

年額だと、1,200,000円が1,300,800円。
1年遅らせただけで、100,800円も多く貰えるなら、やっぱり考えるよね?



そして、一昨日のこと。

昼メシを友人と共にして、話題は、年金のことに。

その時に友人から出た話は・・・。

「年金額、50%増を目指そうかな?」って。
(50%増と言うことは、受給を6年間遅らせるということです。8.4%×6年=50.4%)

あれ?
1年繰り下げじゃ無かったの?
友人、ちょっと欲が出たのかな?(笑)

50%増だと、年金受給開始は、71歳から。
友人、随分と先を視野にいれているようです。

ちなみに友人も、60歳~75歳までの間、受給できる私的年金に加入しているので、75歳からは年金額が減ります。
なので、そのリスク回避で、年金額を増やしたいみたい。

おいらは、65歳~75歳までを「老後の黄金期」と定めて、「人生の集大成の10年」にすると決めたわけだけど。

友人、こんな慎重派だった?
それとも、楽しみを先に取っておくタイプかな?(笑)

最終的には・・・。

まずは1年繰り下げて、様子見。
翌年、まだ大丈夫となれば、更に1年繰り下げ。
結果、71歳まで繰り下げることになれば、万々歳。

そんな目論見のようです。

まあ、何が正解かは誰にもわからないし。
人それぞれだから、好きなようにすればいいことだけど・・・。

一律65歳からの受給だったら、こんなことで悩むことも無いんだけどね。

鼻先にニンジンをぶら下げられた状態の、現年金制度。
良いんだか?悪いんだか?

でも、なんか罪作りなんだよなぁ。

だって、すでに65歳からの受給を決めている、おいらも、ちょっとばっかり心揺らぐもん!

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2023年5月10日 (水)

老後の黄金期

人生の黄金期、みなさんはいつでしたか?

神童ともてはやされた、10代?
モテまくりの、20代?
美人の奥さんと可愛い子供に恵まれた、30代?
同期の中で1番出世の、40代?
まがりなりにも社長と呼ばれるようになった、50代?

そんな時代が一度でもあったら、人生、素敵なんですが・・・。

おいらは、上の項目のどれにも当てはまりません。_| ̄|○

どちらかというと、ずっと平凡な人生を歩んできたもんで。
なんとなく時が過ぎてゆき、いつのまにかもうすぐ65歳。

そんな、人生です。



ところで、65歳といえば・・・。

老齢年金の受給開始年齢です。
繰り上げ申請すれば60歳から受給できますが、受給額が減額されちゃいますからね。
なので、老齢年金は、65歳から受給。
そう決めてました。

だから65歳になるのが、楽しみでねぇ。

56歳で会社を辞めて。
それからずっと貯金を切り崩して生活してましたからね。

いよいよ「憧れの年金生活」に突入かと思ったら、そりゃワクワクもしますわ。(笑)

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まあ実際のところは、すでに二つの年金を、受給していまして。

一つ目は、60歳から受給している企業年金
二つ目は、63歳から受給している特別老齢厚生年金

どちらも受給額は、たいしたことないですが、貯金の切り崩し額の減少にはなっているので、だいぶ助かってます。
この二つの年金に加えて、65歳から、さらに老齢年金の受給が始まるわけで。

65歳にして、いよいよ「老後の黄金期」に突入でしょうか?(笑)

ただ、懸念材料も・・・。

企業年金は、60歳~75歳までの15年間だけなんですよねぇ。
なので、75歳になったら受給額が減るので、そこで「老後の黄金期」も、オシマイかな?

ってことは、65歳~75歳の過ごし方次第で、自分の人生が決まるかも?
人生の中で最も大事な10年間になるかもしれません。

終わりよければ、すべて良し!

人生なんて、そんなもんだと思っています。

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2021年10月15日 (金)

待望の年金暮らし、第2段階の始まり

今日は、2021年10月15日。
ずっとこの日を待ち焦がれていました。(笑)

さて、何の日でしょうか?

おいら、先の7月に63歳になりましてね。
それで、ようやく老齢厚生年金を受給できる年齢になったのです。

その最初の受給日が、今日なのです。
嬉しいね~。

なんてたって、2014年12月に会社を退職して、丸7年。
ずっと、貯金を切り崩して生活していたわけですからね。
生活も少しは、楽になるってもんです。

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えっ!年金って、65歳からじゃないの?
そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかな?

平成14年4月に厚生年金法が改正されて、段階的に受給開始年齢が引き上げられることになったんですよね。
あの時は「何やってくれてんだよ!」そんな気持ちだったですよ。
60歳から受給できると思ってたのに、急に梯子を外された感じでしたからね。


そんな改正があって、受給年齢が60歳を65歳に変わったわけですが、一気に変更しちゃうのはマズいと思ったんでしょうね。
スムーズに移行するための措置として、「特別支給の老齢厚生年金制度」ってのも作られて、おいらの年齢が、そこに合致したってわけです。
ただその特別な制度も、あくまで昭和36年4月1日以前の生まれ(男性の場合)が対象なので、それ以降に生まれた方は、ちょっと可哀そうですね。

今となっては「63歳からでも、受給出来て良かった~」です。(笑)



このブログ内でも、たびたび書いていますが・・・。

会社を退職したのが、56歳の時。
あれから丸7年。
働くこともせずに、日本とタイの2拠点暮らしを始めたわけです。

その間の生活のための費用は、すべて貯金の切り崩しです。
会社を辞める前に、きちんとシミュレーションを立ててたので、不安はあまり無かったんですが、それもこれも「年金」を充てにしてたからなんですよね。

「年金」が予定通りに貰えなくなったら、すべて破綻してしまうかも知れない。
そんなことを考えながらもね。
まあ、国を信用してました。(笑)

退職時のシミュレーションは・・・。

60歳から、企業年金の受給開始(15年間)
予定通りいただけています。
ただ、たいした金額でもないので、これだけじゃ生活費すべてをまかなうことは出来ません。
多少、生活費の足しになるかな?程度ですが。(笑)

63歳から、老齢厚生年金の受給開始(終身)
本日から、受給開始。
これが、大きいんですよね~。
今後、預金の切り崩しは、ほとんどしなくていいんじゃないかと考えています。
まあ、今まで通りの質素な生活は、継続ですけどね。(笑)

65歳から、老齢基礎年金の受給開始(終身)
国民年金に充たる部分ですね。
これが貰えるようになると、かなり楽になりそうです。
まあ、インフレ次第のところもありますが、ちょっと贅沢な暮らしを夢見ています。(笑)



ってなわけで、今日から、待ちに待った年金暮らしの第2段階の始まりです。

第1段階の企業年金で、預金の切り崩しを少なくして。
第2段階の老齢厚生年金で、年金暮らしの本格化です。
そして、65歳になれば第3段階の老齢基礎年金で、年金暮らしの総仕上げ。

今のところ、すべてシミュレーション通りに進んでいます。

日本の年金制度、なんだかんだ言われてますけど、捨てたもんじゃないと思っています。
なにせ、終身で受給できるわけですからね~。
年金制度が無くなってしまったら、そこら中生活保護者だらけになってしまうんじゃないの?

貰える身になって、年金の有難みを実感している、おいらなのです。

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2020年9月24日 (木)

ありがたや企業年金

おいら、56歳で退職した時は、株式等のわずかな配当金だけしか収入がありませんでした。
もちろん配当金だけで暮らすことなんて、到底出来ません。
ほんの小遣い程度入るだけです。
だから、ずっと貯金を切り崩しての生活です。

もちろん退職時に、何度もシミュレーションして、「一生働かなくてもなんとかなる!」そんな確信を持ってのことですが。
それでも、どんどん貯金が減って行くのは、あまり気持ちの良いものではありませんね。

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おいらの元いた会社には、企業年金制度がありまして。
退職時に、退職金として一括で受け取るか?年金として15年間分割で受け取るか?の選択制でした。

あの時は、正直どちらにするか悩みました。
気持ちとしては、会社とはすべての縁を切りたかったので、退職金を一括で貰うことに、気持ちは傾いていました。

それが一転、企業年金を選択したわけは・・・。

1.税金面のこと
受け取れる退職金が、退職金所得控除内で収まれば迷わず、一括で貰っていたと思います。
おいらの場合、その範囲を超えていたんですね。
だから、その時点で税金を納めたくなかったってこと。

2.利息のこと
企業年金にした場合は、会社側で2.5%の利息をつけてくれるってこと。
自分で2.5%以上の利回りで回せれば、別にどうってことないんですけどね。
まあ、自分の投資能力に自信が無かったってこと。

3.一度に大金を持つ不安
大金って言っても、たかが退職金。たいした金額じゃ、ありませんよ。(笑)
でも、おいらにとっては、一生食いつないでいかないといけない、お金。
取り扱いは、慎重に!ってことで。

この3点で、退職金の一部を企業年金で受け取ることに決めました。

56歳の退職時から60歳までの4年間は、企業年金は受け取れなかったので、まさに無職無収入状態。
当たり前ですが、どんどん貯金は、減って行きました。

それでも一応、シミュレーションどおりに推移してたので、そんなに慌てはしませんでしたが、やっぱり落ち着かない日々だったような。

大丈夫!大丈夫!
不安を払拭するために、自分を奮い立たせた、4年間でした。(笑)



そして、2年前に60歳になって、企業年金を貰い始めました。

企業年金は、年4回。
3月、6月、9月、12月が、受け取り月です。

直近では、9月15日に振り込まれました。
今は、ちょっとほっとしている所です。

1回あたり受け取れる金額は、16万円程度。
月換算にすれば、5万円ちょっとしかありません。

なので、企業年金だけじゃ、今の暮らしは、維持できません。
年間を通せば、まだ赤字なので、貯金の切り崩し生活は継続中です。

でも、貯金の減り方は確実に穏やかになっているので、精神的には、だいぶ楽になりました。
定期的に収入があるって、やっぱりいいね。

そして・・・。

来年の今ごろからは、老齢厚生年金を受け取れるはずだし。
更に3年後には、老齢基礎年金を受け取れるはず。

もう少しの辛抱。
先が見えてきた、感じです。

一方で・・・。

金銭面の不安が少なくなると、反比例して持ち上がって来るのが、健康面の不安。
歳と共に、体力が落ちて行くのを実感している、今日この頃。

多かれ少なかれ、いつも何かしらの不安を抱えて生きて行くんだね、人生って。

62歳にして、ようやく悟りを開いた?(笑)

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2015年6月13日 (土)

早期退職できたのは厚生年金制度のおかげです

公的年金制度って複雑ですよね。
1階部分に国民年金があって、2階部分に厚生年金があって・・・。

それに3階部分には、企業年金やら確定拠出年金とかもあって、これをちゃんと理解するには、当時者にならないと、なかなか調べないんじゃないかな。

自分は、バンコクに移住したい・・・とか、会社を辞めたい・・・とか。
考えるようになった頃からですね、いろいろ調べ始めたのは。
それまでは、まったく無関心、為すがままでした。www

今、年金制度は問題山積みだし、個人情報流出で世間を賑わせたり・・・。
ずさんな制度で抜本的に制度改革が必要なのがわかってきて、特に若い人には切実な問題でもあるから、今は意識も高くなっているのかな・・・?

年金制度=100年安心な制度・・・だったはずなんですけどね。w



まぁ~、制度改革については、頭のいい人に任せるとして、自分が今感じていることは・・・。
それは「サラリーマンを長年続けて良かった!」ってことです。
厚生年金に強制的に加入させられてきたことが、定年を待たずに会社を辞める後押しになりましたからね。

バンコク移住を漠然と考え始めたのが、自分が50歳になった頃。
それと、ほぼ同時期に「年金定期便」なるものが届きました。

「年金定期便」には、今のまま年金に加入しつづければ、いつから、いくら支給されるかが、記載されていたので、老後の資金繰りを意識することへのキッカケになりましたね。


それまでは、年金のことなどまったく眼中にありませんでしたから、仕組みすら良くわかっていませんでしたし、給与明細に記載があっても、手取り額しか興味がありませんでしたからね。www

それからは、年金機構のサイトで、頻繁に試算を繰り返しました。
今、退職したら・・・とか、来年退職したら・・・とかね。





 

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話はちょっと脱線しますが、
自分の父親は生涯個人事業主だったので厚生年金とは無縁でした。
加入していたのは国民年金だけですね。
でも60歳で亡くなりましたから、国民年金を受け取れたのは、ほんの数ヶ月だけでしたけどね。

そして、その事業を継いだのが兄です。
事業と言っても、食べていくのがやっとの状態です。

兄は今年で60歳になりますが、リタイアなんて考えられないでしょうね。
65歳になっても、国民年金しか給付出来ないし、それだけじゃ、とてもじゃないけど家族を養っていけない。
もう一生働き続けてもらいましょう。www


もし自分が、サラリーマンという働き方を選択していなかったとしたら・・・。
そう考えると、ちょっと恐ろしいです。

才能があればサラリーマンの比ではないくらい、稼ぐことも可能なんでしょうけど、父親や兄を見ていると、自分も同じ道を辿っていたでしょうからね。

サラリーマンで良かったです。

強制的に厚生年金保険料を徴収されていたことで、63歳から厚生年金の給付を受けることが出来るわけですからね。
(自分は、タイムサービス適用年齢です。)

この制度が強制徴収じゃなければ、どうなっていたかわかったもんじゃありません。
国民年金を払わないでいた人が、給付金が少ないって騒いでいる人と同じになっちゃいます。www

あと5年早く生まれていたら、60歳から受け取れたんですけどね。
まぁ~、良しとしましょう。


厚生年金制度の何がいいかって・・・。
あまり支払っている感覚がなくて、しかも会社が半分負担してくれる。
会社と一緒に貯金しているみたいなもんです。

(年金に無知だったから、余計にそう感じるのかも・・・)

そして国民年金にプラスして厚生年金の給付を受けられるってところが大きい。
国民年金しか受け取れなかったら、一生働き続ける必要があったかも知れませんでしたしね。



年金制度なんて必要ない・・・。
すべて自己責任で・・・。

なんて、声も聞こえますが、それは危険だと思いますよ。
若い時は老後のことなんて考えませんから、強制的に老後資金を積み立てる仕組みは必要です。
じゃないと、生活保護が増えそうで・・・。
(短絡的かな?)


自分は、厚生年金も国民年金も、今の年金機構のサイトで試算した額で、老後資金の計画を立てています。
若干、減額される可能性はあっても、なんとか逃げ切れるでしょう。

会社に入社するときは、社会保障制度のことなんて、何も気にしていませんでしたけど・・・。
結果として、この厚生年金制度が、自分の老後に大きな意味を持つことになるとはね。

こんなこと、若い時には、あまり考えないよね。



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