紙からデジタルに代わっても、写真は大切です
前回の記事で「秋田内陸縦貫鉄道」の「笑内駅(おかしないえき)」のエピソードについて、少し触れました。
約50年前に高校の同級生と行った思い出の場所でしたね。
でもそれは、「笑内駅」で撮った一枚の写真が手元に残っていたからで。
もし、あの写真が無かったら「笑内駅」のことは、完全に忘れていたと思います。
一枚の写真が「遠い昔の記憶を蘇がえらせてくれて、懐かしい思いを感じさせてくれた」ってことです。
「写真ばかり撮ってないで、自分の目に焼き付けて!」
そんなことを言う人もいますが、目に焼き付いているのは、せいぜい10年くらいじゃないかな?
50年前のことなんて、余程の事でない限り、ぼやっとした曖昧な記憶しか残っていませんから。( ´艸`)
だから、今さらですが「子供の頃に遊んだ場所や景色を、もっと写真に残しておけば良かった!」って、思っています。
でも、当時は、カメラ自体高価だったし、しかもカメラはフィルム式ですからね。
現像に金がかかるし、貧乏だった我が家では、到底無理なことでしたけどね。
高校生になり、自分で一眼レフのカメラを買って、あっちこっち写真を撮りには行ったけど、現像代を考えるとシャッターを押すのも真剣勝負でした。
アングル、シャッター速度、露出・・・それらを考えながら、写す一枚。
現像した写真が、思い描いた通りの出来だったら、それはそれは嬉しかったもんです。
■
その後、シャッターを気兼ねなく押せるようになったのは、デジタルカメラが普及してからですね。
お金を気にせず、バンバンシャッターを押すようになったけど、撮った写真を印刷することは、滅多になくなりました。
撮った写真は、いつまでも保存カードの中。
気が付いた時に、パソコンに取り込むぐらいだったかな?
そのうち写真を保存していたカードが壊れて読み込みできなくなり、結局、デジタル化になったのはいいけど、上手く使いこなせてはいませんでした。
まあ、写真熱も冷めてたしね。
だから、30代~40代の頃に写真は、ほとんど無し。
写真が無いと、あの頃は何してたっけ?です。( ´艸`)
■
そして、使っていたデジタルカメラも壊れ・・・。
写真撮影は、デジタルカメラからスマホカメラへ。
「クラウド」に保存すれば、容量をあまり気にせず写真を残せることを知り。
思い出を紛失する可能性も、かなり少なくなりました。
そして、このブログを始めることになり・・・。
今では、ブログを書くのに「グーグルフォト」に保存してある写真が、かなり役に立っています。
例えば・・・。
2月7日にバンコクに戻ってきて、それから何したっけ?
ほんの2~3週間前のこと、いや、昨日食べたものさえ、忘れる年頃ですからね。( ´艸`)
なかなか思い出せないんですわ。
でも、写真を見れば、記憶を呼び戻せるのです。
ちなみに、グーグルフォトに保存してある、2月7以降の写真は、こんな感じ↓
この写真の中から、ブログの記事に出来そうな写真が無いか?探します。
右下の写真が、バンコクの空港に到着し、イミグレに向う時に撮った写真です。
そして、それを記事にするとすると・・・。
2月7日、ジップエアでバンコクに無事到着↓
スワンナプーム空港は、イミグレまでが遠いんだよなぁ。
2月8日、バンコクの自宅からチャオプラヤ川を、パチリ↓
バンコクは、やっぱりいいわ。
暖かいしね。
そして昼飯、バンコクに戻って初のタイ飯です↓
やっぱり、タイ飯は旨いわ。
まあ、こんな感じですね。( ´艸`)
■
明日以降の記事も、グーグルフォトから選んだ写真を元に書いていくことになると思います。
でも、いくら写真を見ても、記事をどう組み立てていいか?
まったく思い浮かばないことも、度々あるんですよねぇ。
そんな時は、無理して書かずに、ブログはお休み。
その方が、頭もリフレッシュするしね。(^_-)-☆
ってことで、ブログを書くようになって、撮った写真を見直す機会が多くなりました。
・自宅にアルバムの中にある、昔の写真
・グーグルフォトの中にある、ここ数年の写真
・そして、このブログ
今ではどれも、おいらの大切な財産です。
いつかおいらが、日本とバンコクの二拠点暮らしが出来なくなり、ベッドに横たわる日が多くなったら・・・。
これらの写真やブログを見て、自分の人生を懐かしむことでしょう。
そして、「あ~、いい人生だったな」と。
そう振り返ることが出来るように、まだまだ新しい写真を撮りまくらねば。(^_-)-☆
最近のコメント