健康について

2025年6月21日 (土)

泌尿器科での検査結果は?

昨日、再び泌尿器科に行ってきました

1週間前に採血した、PSA検査(前立腺がん検査)の結果を聞くことと
新たに尿流測定と超音波による膀胱と腎臓の検査を受けるためです

予約時間は、10時30分
検査2時間前くらいから尿を溜めて検査に来てくださいとのことだったので、8時過ぎにトイレで用を済ませて
10時15分に泌尿器科に到着です

受付を済ませ・・・

受付の人に「尿は、溜まってますか?」そう聞かれたんですが
自宅を出るときはすでに尿意があったのに、泌尿器科に着いたら尿意が消えていたのです

ほんと、どうなってんの?
おいらの、膀胱!

おいら「もう少しすれば、したくなると思います」
受付の人「それでは、したくなったら教えてください」

ってことで、検査は、おいらの尿待ちとなりました ( ´艸`)



備え付けの水を飲んで、15分くらい経ったでしょうか
ようやく尿意が \(^o^)/

受付で「そろそろ出そうです!」そう告げて、検査室へ

検査室のベッドに仰向けで寝るように指示され
まずは、膀胱と腎臓の超音波検査(エコー検査)をしながら、PSA検査(前立腺がん)の結果を聞きました

PSA検査(前立腺がん)の結果は・・・

特に問題なし!

測定結果は、1.34ng/ml(基準値:4.00以下)
今回、一番の懸念だった「前立腺がん」の心配がなくなったので、少しホッとしました \(^o^)/



次は、尿流測定です
別室に移り、そこには簡易トイレみたいなものが設置されていて、そこにおしっこをしてくださいとのことでした

こんなバケツみたいなものに、おしっこをします↓
Company_img004

「膀胱に溜まっている尿を、ここに全部してください」
ようやく我慢していた、おしっこ放出タイムです ( ´艸`)

さぞかし勢いよく放出したと思いきや!

おいら、もともと勢いよくおしっこが出ないのです
ちょろちよろちょろちょろちょろ・・・
情けないやら悲しいやら (#^.^#)

それでも、全部出し切ってスッキリです



つづいて、問診
エコー検査の結果は、少し前立腺肥大の兆候はありますが、そこまで気にする必要はないとのことでした

ただ、ここで問題になったのは、やっぱり尿流測定の結果です

だらだらと垂れ流すような尿しか出なかったのは、医者にはすべてお見通しでした 
尿流測定って、尿の出だしから終わりまで、勢いと量がグラフで全部わかるようになってるんですね

前立腺がんの心配はないし、前立腺肥大もそこまで酷くはない!

となると、おいらの頻尿の原因は何?

残念ながら、今回の検査結果では、はっきりした答えは出ませんでした_| ̄|○

懸念してた「過活動膀胱」の可能性はあるものの、その薬を処方するのは躊躇いがあるようです
というのも「過活動膀胱」の薬は、膀胱の活動を弱める薬になるので、今度は尿が出にくくなる問題が発生する可能性があるので、簡単には処方できないと!
そう言われちゃ、「それでもその薬を処方してください!」とは、なかなか言えません

とりあえず、今回処方された薬は、これでした↓
Dsc_2694

「タムスロシン塩酸塩OD錠0.1mg」この薬を2週間分です

この薬の名前を聞いて、おいら、ちょっとニンマリです 

この記事で↓
「初めての泌尿器科」
読者さん(サムライコボリさん)が、コメントで書かれていたことが、現実となったので ( ´艸`)

一応、この薬の説明では・・・

・泌尿器系に作用する薬です
・交感神経に作用して、尿道の圧力を下げ、前立腺肥大症で尿が出にくくなった方の尿を出しやすくする薬です
また、夜間の尿回数を減らす作用もあります
・血圧を下げる傾向があるので、人によっては急に立ち上がったときに、血圧が下がってふらついたり、吐き気などをおこすことがあります
眼の手術を受ける場合は、事前に眼科医にこの薬を服用していることを伝えてください
・車の運転や高所作業など危険を伴う作業を行うときは注意してください

こう書かれています

医師や薬剤師からは、ふらつきが出たら服用を中止してください!
そう注意されていたので、もし体調に変化があれば、途中で服用するのは止めましょうか

ちなみに、サムライコボリさんは、「EDリスク」を懸念したようです



ってことで、おいらの頻尿の原因は、今回の検査では判明しませんでした
医師からは「膀胱の機能障害」みたいなことは言われましたが、その根本原因がわからないので、今は様子見しかできないようです

次の予約は、2週間後です

とりあえず、処方された薬でどう変化があるのか?
おいらなりに、見極めたいと思います (^_-)-☆

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2025年6月19日 (木)

ちょっと報われた気がした

おいらが、会社を辞めたのは、2014年12月31日付でした
56歳の時でした

あれから、すでに10年以上も経つんですねぇ

当時、会社を辞めるにあたり、少し悩んでいたことがありました
2014年11月に書いた記事です

その時の、記事↓
「生命保険と医療保険と介護保険」

会社員の時は収入もそれなりにあったので、生命保険をどうする?とか、あまり悩まずにいたんですが
さすがに、これから無職無収入になる身としては、保険料の支払いも躊躇しているのが、当時の文章の端々に出てますね?( ´艸`)

当時、もう少し「高額療養費制度」とかの知識があれば、「保険に加入しない!」という選択肢もあったと思いますが
ただの「漠然とした不安」だけで、医療保険に入ってしまったのです

当時のおいらは、無職・無収入に、無知も加わってました ( ´艸`)



その時に契約した保険は・・・

Money_hokensyouken

入院の場合
病気で入院されたとき:(日額)5,000円
不慮の事故で入院されたとき:(日額)5,000円
退院後、所定の通院をされたとき:(日額)3,000円

手術の場合
【手術給付金】入院中に所定の手術を受けられたとき:(1回につき)100,000円
【手術給付金】外来で所定の手術を受けられたとき:(1回につき)25,000円
【放射線治療給付金】所定の放射線治療を受けられたとき:(1回につき)100,000円
【骨髄ドナー給付金】所定の手術を受けられたとき:(1回のみ)50,000円

先進医療による療養を受けられた場合
【先進医療給付金】所定の先進医療による療養を受けられたとき:先進医療にかかる技術料と同額
【先進医療一時金】先進医療給付金が支払われる療養を受けられたとき:50,000円

こんな内容でした

そして、月額の保険料は、4,552円です
途中で何度か解約も考えましたが、解約することなく、ずるずると今に至っているわけです



無知ゆえに入った、そんな医療保険ですが、ここでようやく陽の目をみることになります

すでに何度も記事にしたとおり、5月14日~5月31日の18日間の入院生活を送り
5月21日には、脊柱管狭窄症の手術もしました

10年もの間、ずっと入りつづけていた、医療保険
もしかして、使える?

早速に調べて、ネットで給付の申請をしてみました

その結果・・・

先日、給付金が振り込まれました
振り込まれた金額は、190,000円です \(^o^)/

内訳は
入院:5,000円(日)×18日=90,000円
手術:100,000円

ちなみに、今回の入院と手術の出費は・・・

病院に支払った金額:82,080円
パジャマなどのレンタル代:14,280円
日用品セット購入:1,050円
杖の購入:4,332円

支払総額:100,692円
支払った金額よりも、89,308円ほど多く給付金が貰えました
なんか臨時でボーナスを貰った気分です ( ´艸`)

って、この10年間で約60万円くらい、すでに保険料を支払っているんですけどね Σ(・□・;)

でもまあ、そんな野暮なことは、いいますまい!

今まで、ずっと払いっぱなしの人生でしたからね
こんなもんでも、給付が受けられただけで、少し報われた気がしました (*-ω-)ウンウン♪

あっ、そうそう
まだ申請はしてないけど、退院後の通院にも、日額3000円の給付金が受けられるはずです
それも、忘れずに申請しないとね (^^♪

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2025年6月15日 (日)

初めての泌尿器科

昨日、脊柱管狭窄症の手術をした病院に紹介された、泌尿器科の病院に行ってきました
自覚症状は、頻尿です

頻尿は、かなり前から自覚をしていましたが
「もうジジイだから、しょうがいない!」
そう自分に言い聞かせていました ( ´艸`)

今回、脊柱管狭窄症の先生が紹介状を書いてくれたので、「それなら、診てもらおうか!」ってなったわけです
手術以降(尿管カテーテル)、ちょっと頻尿の度合いが増してきたような気もしていたので、タイミングもよかったと思います



紹介された泌尿器科に予約の電話をいれて、早速に行ってきました

予約の電話をしたのが、15時30分
予約できたのが、同日の17時でした

予約時に、「尿の検査をするので、おしっこを溜めてきてください」そう言われたものの、泌尿器科に行くのは1時間半後です

電話した時は、まだ尿意は無かったものの
初めて泌尿器科に行く緊張からでしょうか?
だんだんと尿意が! Σ(・□・;)
Toilet_hinnyou
今すぐにトイレに行っておくか?
泌尿器科に行くまで我慢するか?

その葛藤です

少しの間、トイレに行くのを我慢してたら、時間は16時を過ぎてました
自宅から泌尿器科の病院までは、徒歩で15分ほどです
16時30分ごろに自宅を出発することにしてたので、あと30分ほど我慢です

いや、17時に病院だと、1時間の我慢です

頻尿じゃなければ、どうってことない時間かもですが
頻尿のおいらにすれば、それはとてつもない長い時間なのです

困ったなぁ!!

自宅にいると、落ち着かないので(トイレに行っちゃいそう)、16時15分には自宅を出発です
どうしても我慢できなくなった場合は、道すがらでトイレのある場所はちゃんと把握しているので、なんとかなるでしょう
それと、たびたび尿意から意識を離すことで、我慢できることもあるので、そこに期待です



のんびり歩いたので、泌尿器科に到着したのは、予約時間の20分前の16時40分でした
泌尿器科に向かっている間は、尿意をもよおすことはありませんでした

やっぱり、おいらの頻尿って、神経的なものかもしれませんね?

泌尿器科で、受付を済ませ、問診票などに記入して・・・

まずは、採尿から
我慢した甲斐もあってか、たっぷり出ました ( ´艸`)

そして次に、膀胱のエコー検査をしました
残尿の量を調べるようです

それから、問診に移って・・・

尿検査の結果は、問題ナシとのこと
膀胱のエコー検査の結果は、尿残量は88mlだったそうで、これは少し多めだそうです
尿を全部出し切れてないってことだそうです

おいら、手術の時に「尿管カテーテル」を入れられて強烈な尿意におそわれたことは、すでに記事にしました
その記事は、これ↓
「手術のトラウマ(2)」

なんで、そんなことが起こるんだろう?
あとになって調べたところ「過活動膀胱」が、ヒットしました
聞きなれない言葉でしたが、おいらも、その「過活動膀胱なんだろうな?」って思っていたのです

そんな話を泌尿器科の医師に話したところ・・・

そもそも頻尿の原因となるのは、過活動膀胱の他にも、前立腺肥大症や前立腺癌など、多種にわたるそうです
だから、ひとつの症状だけでは、簡単に診断できないそうです

医師「前立腺癌の検査をしたことがありますか?」
おいら「したことありません」
医師「PSA検査といって、血液である程度わかるので、しましょうか?」
おいら「お願いします」

そんなやり取りをして、血液検査をすることになったのでした

検査結果は、次回の診察時にわかるそうです
それと、次回は尿流測定と超音波で腎臓と膀胱を調べるそうです

次回の診察は、6月20日です



はい、過活動膀胱ですね!
それでは、薬を処方しますね!

そんなやり取りで終わるかな?なんて、安易に考えていたんですけどねぇ
ちょっと大掛かりになってしまいました Σ(・□・;)

その結果は、また後日のお楽しみということで (^_-)-☆

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2025年6月13日 (金)

昨日は術後3週目の検診でした

昨日(6月12日)、退院後初めての検診に行ってきました
術後3週目の検診です



病院にて・・・

医師の診察を受ける前に、レントゲンを撮って
その後に、医師の診察です

Doctor_xray_rentogen_20250613131501
レントゲン結果については
特に何も言われなかったので、おそらく順調なんでしょう
おいら、レントゲン写真もほとんど見なかったしね ( ´艸`)

医師との会話は・・・

医師:その後、痛みはありますか?
おいら:おかげさまで、間欠性跛行の痛みは出なくなりました
おいら:手術したあたりはまだ少し痛みますが、我慢できない痛みではないので、問題はなさそうです
医師:痛み止めの薬は、出しますか?
おいら:今まで飲んでいた薬がなくなるので、もし痛くなる時があったら飲みたいで、処方してください
医師:リハビリは、どうでしょう?
おいら:入院中に教えていただいたリハビリを自宅でやっていますが、たまには専門家に診ていただいた方が良いと思っています
医師:それではこの後、リハビリを受けてってください

そんな会話をしたあとに
次は、おいらから医師に質問タイムです

おいら:コルセットは、寝るときもした方がいいですか?
医師:寝るときは、外してもらって構いません
おいら:お風呂は、入って大丈夫でしょうか?
医師:もう入って大丈夫です

特に聞くことも無かったので
とりあえず、今、確認しておきたいことはそんなことでした ( ´艸`)

最後に、ちょっと気になっていることがあったので、その話をしました

おいら:最近、頻尿に拍車がかかっているようなんです
おいら:おしっこをしたくなると、今までならある程度の時間は我慢できたんですが、最近は、すぐに漏れそうになるんです
医師:それは専門医に診てもらった方がいいですね 紹介状を書きましょう
おいら:お願いします

手術前から頻尿気味では、あったけど
例の「尿管カテーテル事件」(おいらの中では、あえて事件といいましょう 笑)以来、堪え性がなくなっている気がしたので
専門外とは思いながらも、先生に話を聞いてもらいました (^^♪

そんな話をして、術後3週目の検診は終わりです
「検診」って言っても、雑談みたいなもんでしたね ( ´艸`)



リハビリ室にて・・・

初めての外来リハビリです
入院していた時のリハビリ担当者は、そこには誰もいませんでした
入院患者と外来とで、ちゃんとすみ分けができているようです

どんなことをしたのか?

まず、ベッドに寝かされて、足の強さなどのチェックを受けました
Medical_rigaku_ryouhoushi

そして、次に、自宅でやっているリハビリを見てもらいました

概ねどれも問題ないようですが、足を左右に広げるリハビリは、若干体が傾いているとのことでした
一人でするリハビリだと、体がかってに楽な姿勢をとってしまうんでしょうね
やっぱり、たまにはチェックしてくれる人が必要なようです

ってことで、1週間~2週間に一度程度、病院のリハビリに通うことしました (*^^)v



今回の自腹(すべて3割負担)は・・・

診療代:2,210円
薬代:750円
リハビリ代:500円

総額:3,460円 でした

そして、次のリハビリは6月18日、次の検診は7月10日に予約を入れました

あっ、それと泌尿器科にも行かないと!! 
折角、紹介状を書いてくれたんでね (^^♪


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2025年6月11日 (水)

退院後に気を付けていること

脊柱管狭窄症狭窄症の手術をして、5月31日に退院してきたのは、すでに何度も書いたとおりです

退院して1週間が過ぎて
今は自宅で日常生活を送っていますが、その生活は、まだまだ気を付けることばかりです

その中でも、最も注意していることは・・・

転ばないこと!

Korobu_ojiisan
もし転んで、骨折したり腰椎に埋め込んだボルトが緩んだりしたら、目も当てられませんからね (*-ω-)ウンウン♪

特に外を歩くときは、余計に気を遣います
地面は平坦じゃないうえに、そこら中に落とし穴(溝など)がありますから!

当面は、ゆっくり歩くこと
そこに気を付けています (*^^)v



以前、退院後の生活の不安を吐露したことがあります

その記事は、これ↓
「退院後の生活が心配だなぁ」

初めての入院と手術を前にして、ユーチューブなどでたくさんの情報を得てしまい、不安を増幅させていた時でした

・手術後の2~3日は、痛みが激しいこと
・退院後の生活では、かなりの不自由を強いられること

特に、そんなことが不安でした

それで、実際のところは・・・

・手術後の痛みは、その日の夜中くらいに少しだけありましたが、痛み止めの点滴をしてたからか?耐えられないような痛みではありませんでした(尿管カテーテルの方が、苦しかったです 笑)

・退院後の生活についても、今のところ、あまり不自由はしてないです

それには、理由がありまして・・・

実は、退院前に、こんな書類をもらいまして↓
Dsc_2671
「腰部脊柱管狭窄症」の手術をした人向けに配られる書類です

一ページ目には、生活のポイントが書かれています↓
Dsc_2672_20250611144201
してはいけない動作では・・・
・腰を曲げない
・腰を反らない
・腰をねじらない

してほしい運動は・・・
・腰を伸ばす
・股関節を柔らかくする
・お腹とお尻の筋肉をつける

「してほしい動作」は、まさにリハビリに取り入れられていました (^^♪

それでは、書類の中身について具体的に見ていきましょうか



まず、おいらが退院するにあたり、一番気になってたことが、これ↓
Dsc_2678

Dsc_2679_20250611144801

床に横になる方法と、床から起き上がる方法です

前回の記事では、ベッドからの起き上がり方を、書きましたが
おいらの自宅にはベッドがありません
なので、いつも畳の上にマットレスを敷いて寝ているのです

退院前に、リハビリの担当者にその話をしたら、安全な床への寝ころび方と起き上がりの方を、教えてくれたのです
一番のポイントは、腰を曲げずに四つん這いになることだそうです

退院する前に何度かこの方法を練習したので、今では、腰に負担をかけずに寝たり起きたりできるようになりました \(^o^)/



他には・・・

座る姿勢↓
Dsc_2681

正座はいいけど、あぐらは、やめた方がよいとのこと
イスに座るよりも、床に直に座る方が好きだったんですが、しばらくは止めておきましょう
柔らかいソファに、だらしなく座るのもNGだそうです

おいら、楽な姿勢ばかりとっていたから、腰を痛めてしまったのかもです (*-ω-)ウンウン♪

靴や靴下の履き方は?↓
Dsc_2682_20250611150501

Dsc_2683_20250611150501

どちらも、腰を丸めて履くのは、NGです
靴は、長い靴ベラを使って
靴下は、ソックスエイドっていうのを使うといいそうです

ソックスエイド?
初めて聞きましたが、靴下を履くためのお役立ちグッズだそうです

おいらは、足を組むことは問題なくできるので、その方法で靴下を履いています
ソックスエイドは、足を組めない人よう? (*-ω-)ウンウン♪



腰を曲げる・腰をねじる・腰を反る
日常生活では、まだまだいろんな場面で出くわします

それでは、一気にどうぞ・・・

しゃがみ方↓
Dsc_2680_20250611151501

重い荷物の持ち方↓
Dsc_2674_20250611151501

お風呂の入り方↓
Dsc_2677

頭の洗い方↓
Dsc_2676_20250611151601

後ろの物の取り方↓
Dsc_2675

重い荷物の上げ下ろし方法↓
Dsc_2673_20250611151701

こんな感じで、わかりやすく説明してくれました
これらの動作を応用することで、日常生活のあらゆる場面に対応できそうです

例えば、床に落ちたものを拾う場合や、棚の一番下の引出しを開けるときなどは、「しゃがむ動作」で解決できます
足の指の爪を切るのは、靴下を履く動作が応用できます
洗面所で顔を洗うときは、リハビリのスクワットの態勢が役に立っています

そんなわけで、当初の不安が、杞憂に終わって一安心です (^_-)-☆



他に気を付けていることは・・・

やっぱり、食生活でしょうか
折角「糖尿コントロール」で入院したわけで、それも無駄にしないようにしないとね (*-ω-)ウンウン♪

66歳にして、初めて真面目に自分の健康に向き合っている
そんな気がしています (*^^)v

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2025年6月 9日 (月)

入院中のリハビリの話

今日は、入院中のリハビリの話でもしましょうか

手術前は「糖尿コントロール」のための、リハビリ
手術後は「早期の社会復帰」に向けた、リハビリでしたが

どんなリハビリをしてたのか?
備忘録として、ここに書き残しておきます (*^^)v



リハビリを行ってた場所は、こんな廊下でした↓
Dsc_2614

端から端まで、たった30mの廊下です

この病院、別のフロアに、ちゃんとしたリハビリ室もあるんですが
そこは外来用のリハビリ室なので、入院患者は、このフロアからの移動は禁止されていたのです
(表向きの理由は、コロナだそうです)

まあ、このフロアに入院しているのは、せいぜい30名くらいなので、こんな廊下でも混み合うことはないんですけどね ( ´艸`)

リハビリの始まりは、毎回この廊下を、ただ歩くだけです

ほとんどの人が、歩行器や杖を使っての歩く練習をしている中
おいら、入院して最初の1週間は、いたって元気にこの廊下を歩いていました 
だって、「間欠性跛行」の症状さえ出なければ、おいらは、健常者と同じでしたからね
こんな廊下の距離なんて、ちょろいもんでした 

周りの人からみたら「この人、なんで入院してるの?」なんて思われてたかも ( ´艸`)

そんなおいらも、手術後は歩行器で歩く練習をするわけで
最初は、2往復(120m)程度
元気になるにつれて、5往復(300m)くらいまで、歩く距離を伸ばしました

歩くのは、リハビリの基本なんでしょうね?



歩く以外のリハビリは?

1.両足のかかとを上げ下げする運動
壁に手をあてて、行います
この運動のポイントは、体幹に気をつけることです
足をやや開いた状態で、下腹に力をいれて(肛門を閉める感じ)、頭のてっぺんを真上に引っ張られるイメージを持ちながら行います
かかとの上げ下げ20回を1セットとして、2~3セット行います
3セット目くらいになると、ふくらはぎが突っ張る感じがしてきましたが、それが効いてる証拠だそうです

2.片足づつ横に開いたり閉じたりする運動
壁に手をあてて、行います
この運動のポイントも、体幹です
足をやや開いた状態で、足を横(やや後方がベスト)に開いたり閉じたりします
体が斜めにならないように気を付けます
片足づつ10回、これを1セットとして、2セット程度行いました
この運動は、お尻から太ももあたりの筋肉が、鍛えられるそうです

3.スクワット
腰に負担をかけない、スクワットを教わりました
・足は肩幅に開き、足先を正面に向けます
・膝は足先より前に出ないようにして
・腰は曲げずに、曲げるのは股関節です
・背筋はまっすぐにして、お尻は後ろに突き出します
変な姿勢でスクワットをすると、返って腰を悪くするそうです
10回を2セットくらい行いました

以上の三つのリハビリは、すべて足とお尻の筋肉を鍛えるためです
午前と午後の1日2回、入院から退院まで、ほぼ毎日続きました



手術後は、さらに二つのリハビリが増えました

4.ドローインと呼ばれる「腹式呼吸」
横になった状態で「腹」で呼吸して、腹圧を鍛えます
おいら、昔、楽器を吹いていたことがあって、「腹式呼吸」には慣れたもんでしたが
ただ、ドローインは、単なる「腹式呼吸」とは違い、あえて表現すると「下腹(丹田)に常に力をいれた状態で大きく呼吸する」って感じです
大きく呼吸して、左右の下腹辺りが固くなるのが、正解のドローインだそうです

5.背筋の強化
こんな布みたいなゴムを使ってのトレーニングします↓
Dsc_2669_20250609142601

本当は、ゴムを背中に回して行うのが良いそうなんですが、おいら、五十肩なもんで腕が中途半端な高さまでしかあがりません
なので、エキスパンダーのような感じで、横に引っ張るような使い方を教わりました
そこで、意識するのは「肩甲骨を寄せるイメージ」です

リハビリを言葉で伝えるのは、ちょっと無理がありましたね m(__)m
雰囲気だけでも伝われば、光栄です (^_-)-☆



他に、実践的なこととしては・・・

手術の翌日に、ベッドから車イスへの移乗の仕方から教えてもらいました
腰に負担をかけない、ベッドでの起き上がり方は、こんな感じです↓
Dsc_2663_20250608134201

腰を「曲げる」のと「捻るの」は、絶対にNGです

ちなみに、ダメな起き上がり方は、こんなのです↓
Dsc_2662_20250608134401

脊柱管狭窄症になる前は、当たり前のようにやってた起き上がり方ですが
くれぐれも注意するように、念を押されました

腰に負担をかけずに、ベッドに腰をかけられるようになったら、車イスへの移乗は簡単です
手すりにつかまって、中腰の姿勢で車イスに、ただ乗り移るだけですからね

おいらの場合は、リハビリの担当者から「立ち上がれますか?」って言われたので
手すりに掴まって立ち上がってみたら、特段の痛みもなく立ち上がることが出来ました \(^o^)/

同じような手術をした人のユーチューブでは「三日くらい激しい痛みがあった」みたいなことを言ってたので、覚悟はしてたんですが
ユーチューブだから、大げさに言ってたのかな?

おいらの場合、痛みを感じたのは、手術後二日くらいだったかな?
それも、傷口が少し痛む程度だったので、そこまで痛みに苦しむことは無かったです

その代わり、「尿管カテーテル」には、苦しみましたけどね (*-ω-)ウンウン♪



術後三日目からは、車イスから歩行器に昇格しました
車イスの場合は、看護師さんに見守ってもらわないとトイレにもいけなかったので、歩行器になった時は嬉しかったですよぉ

正直言うと、もう歩行器がなくても普通に歩ける自信がありました
だから、バンコクの医師が言っていた「手術の翌日には歩けるようになるし、入院期間は5日だけ!」は、あながち嘘ではないのかも?

日本の病院の場合は、「より慎重に!」そんな感じかな?

歩行器を使うときの注意点は?

・歩行器に頼り過ぎないこと
・姿勢良く歩くこと

この二点だったような

歩行器に頼りすぎると、かえって危ないのです(歩行器の車には、ストッパーはついてませんからね)
それと「姿勢を良くする!」は、他のリハビリでも、常に言われていたことです
へっぴり腰の姿勢は、自立して歩くまで時間がかかるとのことでした

入院するまでは、姿勢なんて、あまり気を遣ってこなかったけど・・・

姿勢良く、歩く
姿勢良く、座る
姿勢良く、運転する

こんな基本動作こそが、大切なんだそうです

おいらは、姿勢の悪さが原因で腰椎に歪みが生じて、結局、このざまですからね (*-ω-)ウンウン♪

みなさんも、姿勢にはご注意を!



術後七日目にして、歩行器を卒業です

歩行器の次は、杖をつかって歩きます
すでに、杖がなくても歩けましたが、退院してからもしばらくは、「杖を使ってください」とのことでした

杖をついて歩いていると、周りの人も気を遣ってくれるし
もし、転びそうになった時でも、杖が役に立つそうです
暴漢に襲われそうになっても、杖で、対抗できるしね ( ´艸`)

術後八日目には、入院してから初めて外を歩きました

およそ500mくらい歩いたでしょうか
ずっと気になっていた「間欠性跛行」の症状も、出ませんでした

それだけで、万々歳です \(^o^)/



退院後は・・・

特段の指示は受けていませんが、自宅でリハビリを継続中です

入院する前には、ぷよぷよになってしまった「ふくらはぎ」ですが
今では、筋肉がだいぶ戻ってきたような気がします

病院でのリハビリは、どれもたいした運動じゃないように思っていましたが
そんなリハビリでも「継続は力なり」でしょうか (*^^)v

まだ長い距離を歩くのは怖いので、当分の間は、自宅でのリハビリを頑張りますが
それもこれも、「脊柱管狭窄症」を、再発させないためです

なにせ、おいらの受けた手術は
10年以内の再発率が30%~40%と、かなり高いもんで Σ(・□・;)

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2025年6月 7日 (土)

糖尿コントロールの話

脊柱管狭窄症を手術するにあたり
普通は、手術の前日に入院するところを、おいらは、手術の1週間前から入院しました

理由は、「糖尿コントロール」のためです

糖尿コントロール?
何をするんだろう?

手術のときに糖尿の数値が高いと、問題なんでしょうね?
だから、早めに入院させて、糖尿の数値が高くならないように、コントロールする
おそらく、そんなことでしょう

おいら、「トラゼンタ5mg」という糖尿病の薬を毎日服用しています↓
Dsc_2661_20250606200101

薬が処方されたのは、新型コロナウィルスが猛威をふるっていた、2020年でした
あの時に、血糖値とHbA1cの値が基準値をだいぶ超えてしまったのです
外出もままならず、バンコクにも戻れず、相当ストレスが溜まっていた時でした

あれから、5年
血糖値とHbA1cの値は、良くなったり悪くなったりしながらも、薬は、ずっと飲み続けています

ちなみに、入院前に採血したときの値は・・・

血糖値:145mg/dl(基準値:70~110)
HbA1c: 6.6%(基準値:4.6~6.2)

微妙に高い?



入院してから・・・
毎日、食事前と寝る前に血糖値を測られました

入院した翌日(5月15日)の血糖値は

朝食前:136
昼食前:155
夕食前:147
寝る前:159

すべて、基準値オーバーしてますね

この数値が、「血糖コントロール」で、今後どう変化するのか?
楽しみだったりして ( ´艸`)

あと「血糖コントロール」で行ったのは、食事制限とリハビリ(軽度の運動)くらいでした

入院中の、とある日の食事を、紹介しましょう
きっと栄養バランスのとれた食事だと思います

朝食↓
Dsc_2602_20250607150601

昼食↓
Dsc_2603_20250607150601

夕食↓
Dsc_2604_20250607150601
主食は、パンにうどんにご飯にと、飽きさせない工夫が嬉しいです
栄養士さんに感謝しないとね

味も、まあまあ美味しかったので、いつも完食でした
手術した日の翌日以外はね (*^^)v

これでも、おいら、1日の摂取カロリーが、1800キロカロリーに制限されていました
米飯も、1食あたり180gです

それでも、普段の自宅での食事よりも、豪華です
おいらの普段の食事、こんなに品数がありませんから!( ´艸`)

ネットで調べたんですが
65歳~74歳の一般的な成人男性に必要な摂取カロリーは、2400キロカロリー
活動をせずにじっとしていても消費される1日あたりのエネルギー量は、男性は1500キロカロリーだそうです

それを考えると、1日あたり1800キロカロリーは、理にかなってますね
入院中なんて、毎日、じっとしているようなもんですから

それと、米飯は、100gあたり、約156キロカロリーだそうで
180gの米飯だと、約280キロカロリーでしょうか

入院中の食事1食の摂取カロリーの、約半分のカロリーが米飯です
米飯って、やっぱりカロリーが高いんですね
あらためて、実感です (*-ω-)ウンウン♪



入院して、こんな栄養バランスの良い食事をいただいて、おいらの血糖値は下がったのか?
そこ気になるでしょ? ( ´艸`)

血糖値は、毎日測られましたが、すべてここに書くのは面倒なので、適当な日を抜粋しました

◇5月20日(手術前日)
朝食前:131
昼食前:156
夕食前:136
寝る前:156

ん?
あまり変わり映えしない?

◇5月22日(手術翌日)
朝食前:200超え(正式には覚えてません)
昼食前:150くらい(おなじく正式には覚えてません)
夕食前:130
寝る前:189

前日が手術日だったので、食事は一切取っていない空腹状態で測りました
それなのに、朝食前の血糖値は200を超えて、初めてインスリンを打たれました_| ̄|○
前回の記事に書いたとおり、「尿管カテーテル」のストレスが半端なかったので、それが影響したのかも?

そういえば、おいらが初めて糖尿病の薬を飲み始めたのも、コロナ禍真っ只中でした
血糖値って、食事よりもストレスの方が、影響があるのかも?
そんな気がしないでもないです

それと、寝る前の189も高かったですね
そこは、特に何があったわけでもありません

う~ん、血糖値って、不思議ですわ!

◇5月26日(術後5日目)
朝食前:137
昼食前:180
夕食前:142
寝る前:158

血糖値、ぜんぜん下がりませんねぇ
この日は、昼食前が、ちょっと高かったです

なんでだろう?なんでだろう?

◇5月30日(術後9日目)
朝食前:127
昼食前:176
夕食前:165
寝る前:178

明日退院するってのに、入院時よりも、高くなってない? Σ(・□・;)



血糖値は毎日書き留めていましたが、上記以外の日も、似たり寄ったりの数値でした
なので、血糖値の規則性は、わかりませんでした _| ̄|○

ストレスがかかった時は、血糖値はあがる!
それはわかりましたけどね (*^^)v

一度、医師が回診に来た時に、疑問をぶつけてみました

おいら「血糖値って、下がらないんですか?」
医師「無理に下げる必要はありません。急に下げると低血糖になる恐れがあるので、安定させるのが良いことなのです」

なるほどねぇ
だから、看護師が毎回血糖値を測った時に「いいですねぇ」って言ってたのかな?

正常値じゃないのに「いいですねぇ」って、おかしくない?
ずっとそう思いながら、血糖値を測られてたもんで 

それにしても、今まで摂取カロリーなんて、ほとんど気にしてこなかったけど
これからは入院中と同じく、1食あたり600キロカロリー(1日1800キロカロリー)を目安にしてみようかな?

でもなぁ・・・

ショッピングセンターには、誘惑がたくさんありますからね (*-ω-)ウンウン♪
どうなりますやら?

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2025年6月 5日 (木)

手術のトラウマ(2)

前回記事のつづきです

脊柱管狭窄症の手術直後、兄家族とラインするほどの余裕がありましたが・・・

あの後、麻酔が切れてきたのか?
だんだんと、手術した箇所に痛みを感じるようになってきました

そりゃそうですよね
腰椎にボルトを埋め込む手術をして、腰のあたりを切開したわけですからね
痛みが出て当たり前です

それでも、PCAポンプって言うんですか?
痛くなったら自分でスイッチを押すと、痛み止めの液が自動で投与されるような仕組み
あれに何度も助けられました
手術した日の夜は、一晩中痛みに耐えるものと思っていたんですが
痛み止めのおかげか?想像していたよりも痛みは少なかったように感じました

その代わり・・・

痛みではなく、他のことで一晩中、ずっと苦しめられていたんですけどね (*-ω-)ウンウン♪



何に苦しんだのか?

まずは、前回の記事にも貼り付けた、この画像をもう一度みてください↓
Dsc_2660_20250604090501
手術後に、いろんな管に繋がれた状態を絵にしたものですね

・口には酸素マスク
・左腕には点滴
・背中に「硬膜外麻酔」チューブ
・心電図モニターが三か所
・傷口近くからの血抜きのドレーン
・おちんちんには、尿管カテーテル
・足には、フットマッサージャー

こんなにいろんな管に繋がれてたら、そうそう身動きが取れません 

それでも
酸素マスクはある程度時間が経ったところで、外されたし
点滴は、一度針を刺しちゃえば、どうってことないし
背中の「硬膜外麻酔」チューブは、本当に貼られていたのかさえ定かではありません(自分では見えないので)
心電図モニターは、そんなのあった?程度だったし
フットマッサージャーは、気持ちいいくらいでした

となると、問題になるのは「血抜きドレーン」か「尿管カテーテル」に絞られてきましたね ( ´艸`)

「血抜きのドレーン」は、ベッドの右側に血を貯める袋がぶらさげられていました
なので、仰向けに寝ると、管は自分の身体の下敷きになります

「尿管カテーテル」は、ベッドの左側に尿を貯める袋がぶらさげられていました
おちんちんから管が出ているので、仰向けで寝ていても管が邪魔になることはありません

手術から戻ってきたときは、ベッドに仰向けに寝かされていました
ただ、ずっと同じ姿勢でいるのは、だんだんと辛くなるもので、たまには、横向きになりたくなりますよね?
そんなときは、看護師さんに頼んで横向きに態勢を変えてもらいます

最初に姿勢を変えてもらったのが、左向きでした
この向きは「血抜きのドレーン」と「尿管カテーテル」の、どちらの管も邪魔になりません
(管が体の上や下を通ったりせず、ごちゃごちゃにならないって意味です)

仰向けと左向きの交互に姿勢を変えることで、たくさんの管もあまり気にならずに、一晩くらいなら過ごせるかも?
手術直後なのに意外と冷静な、おいらなのでした

ところが・・・

そう簡単なことでは、なかったんですけどね Σ(・□・;)



さて、ここからが本題です

おいらの身に起こったトラウマになるような悲惨なこと
ちょっと恥ずかしいけど、ご披露しましょう

まず、前回の記事の最後に書いた、ヒントの「管」は・・・

「尿管カテーテル」でした (*^^)v

こいつが、どんな悪さをしたのか?

おいら、入院も手術も初めてだったのは、すでに何度か記事に書きました
そして、この「尿管カテーテル」も、生まれて初めての経験でした

「尿管カテーテル」を、おちんちんに挿入されたのは、手術中だったので一切記憶にありません

手術が終わってベッドに戻されたときに、自分のおちんちんを手で触って「尿管カテーテル」が挿入されていることを確認しました
「尿管カテーテル」、最初のうちは、まったく気にならなかったんですが、とある態勢になった時に、異常事態が発生したのです

最初に、仰向けに寝かされていた時は、特に問題なし
次に、左向きになった時も、問題はありませんでした
問題が起こったのは、右向きに姿勢を変えてもらった時のことでした

右向きになった時に、急に、おしっこがしたくなったのです
「尿管カテーテル」が入っているのに、なんでおしっこがしたくなるの?

不思議でしょ?

ちょうど看護師がいた時だったので、「おしっこがしたいです」そう伝えたところ
「管が入っているので、そのままで大丈夫ですよ」って言われてしまいました

”そんなのわかってるわい!” 心の中では、そう思いながらも

「おしっこしたいです!おしっこしたいです!」おいらは、子供みたいにそう訴えることしかできません

さすがにおいらが何度も訴えるもんだから
看護師「座薬を入れましょうか?」って
座薬と尿意にどんな因果関係があるのか知りませんが、おいらとしては、どんな手段でも尿意が収まって欲しいだけなのです

「座薬、入れてください!」
おいらが、そう伝えると、すぐに座薬をいれてくれました

そのまましばらく尿意を我慢してたら
あ~ら不思議!
確かに尿意は、薄れてきたのです

とりあえず、ホッとしました
おしっこがしたいのに、おしっこが出来ない(出ない)苦しさを、この時に初めて味わいました
おしっこを我慢し続けて、放尿した時の爽快感は、何度も味わいましたけどね ( ´艸`)

もう、これで大丈夫かな?

一時は、そう思ったんですが・・・

座薬の効き目が切れてきたのか?
今度は、今まで平気だった仰向けでも、おしっこがしたくなってしまったのです

どうなってんだろう?おいらの膀胱!

ところが、仰向けから左向きに態勢を変えてみると、尿意がなくなるのです

おいらの想像ですが、態勢を変えると膀胱の中の管が微妙に動いて、膀胱の中の尿意センサーが刺激されて、おしっこがしたくなるんじゃないかと?

だとしたら、尿意を催さない態勢で、じっとしているのが賢明かも?
こうなったら、ずっと左向きで過ごす?

ってことで、しばらく左向きの態勢でじっとしてたんですが、やっぱり同じ姿勢のままでは無理がありました
そこで、おちんちんの位置に気を付けながら、ちょっとだけ仰向けに態勢を変えたところ

それでも、おしっこがしたくなってしまったのです

左に向いて尿意を抑え
その態勢が辛くなったら、ちょっとだけ仰向けになり
そこで、また尿意を感じたら、左向きに・・・

その繰り返しで、眠れぬ夜を過ごしたのでした _| ̄|○

一度、おしっこがしたくなった時に、少しちびったような感触がありました
出ちゃったかな?
そう思って、おちんちんの先に指をあててみたところ、おしっこが出た兆候はありませんでした

う~ん
どうなってるの?
おいら、頭がおかしくなったかな?

そのくらい気持ち悪かったです

手術した夜は、痛みで苦しむとばかり思っていたのに
まさか、おしっこが出せなくて(出なくて)、苦しむとはねぇ

まったくもって、想定外のことでした



5月22日(手術翌日)
ほとんど眠れないまま、ようやく朝を迎えました

朝のメディカルチェックは・・・

体温は、37.6℃(ちょっと高めでした)
そりゃ、熱も出るわ!

血糖値は、200を超えて、入院して初めてインスリンです(いや、生まれて初めてのインスリンです)
そりゃ、血糖値も上がるわ!

ところで、朝になって、尿意はどうなったか?

それは、相変わらずです
とにかく左にさえ向いていれば、尿意は感じませんでしたからね

だけど、左を向いていた時間が長かったので、左の腰のあたりが痛くなってしまいました
腰の手術をしたばかりなのに、尿意のせいでまた腰が痛くなるって、本末転倒じゃない? Σ(・□・;)

7時45分
朝食の時間です
丸一日ぶりの食事ですが、あまり食欲はありませんでした

それでも、頑張って食べないとと思って、食べやすくするために、電動ベッドの背もたれを動かしたところ
「おしっこしたい病」、また発症です
電動ベッドで体を起こしたら、今までで一番強烈な尿意でした

すぐにベッドを平らにして、左向きになって少し落ち着きましたが、そのせいで朝食はほとんど食べられませんでした_| ̄|○

8時30分ごろ
医師による回診がありました

この時に、腰に刺さっていた「血抜きのドレーン」が、外れました \(^o^)/
「尿管カテーテルも、外してくれませんか?」そう伝えたら、「それは看護師さんにしてもらってください!」だってさ

9時ごろ
看護師さん、登場!

「尿管カテーテル、抜きましょうか?」
待ってました、その言葉!

「お願いします!」
66歳のジジイが、若い看護師さんに懇願です ( ´艸`)

そしたら、すぐにするっと管を抜いてくれて
その時の気分は、おしっこを我慢に我慢して放尿したときの爽快感よりも、さらに数倍すっきりした感じでしょうか \(^o^)/



そんなわけで・・・

手術のトラウマは、「尿管カテーテルによって、尿意に苦しめられた!」でした

ちなみに、同室者に今回の件を聞いてみたところ、「尿管カテーテル」によって、尿意を感じることはなかったそうです
ってことは、やっぱりおいらは、特異体質なのかな?

そういえば、おいらは、普段から頻尿気味でして
日本とバンコクのフライトでも2回はトイレに行きます
本当は窓際に座りたいのに、隣の人に迷惑がかかるので、選択するのはいつも通路側なのです

頻尿気味の人は、「尿管カテーテル」は、要注意かも?

「おしっこがしたいのに、出せない(出ない)」
その苦しみといったら、尋常じゃなかったです

だから「尿管カテーテル」は、もう懲り懲り!

手術の痛みは、たいしたことなかったのに
「尿管カテーテル」、恐るべしです (*_*)

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2025年6月 3日 (火)

手術のトラウマ(1)

入院中のことは何度か書いてきましたが・・・

だけど、手術日前後のことには、今まで何も書いていませんでした
実は、あまり思い出したくない、ちょっとトラウマになるようなことが、おいらの身に起こったのです

何が起こったのか?
二回に分けて書いていくことにします (^_-)-☆



5月20日(手術前日)
看護師さんから手術に関する説明を受けました

・翌日の手術開始は、11時15分予定、時間は約2時間半とのこと
・今日の21時以降は禁食で、お水やお茶は手術当日の7時まで飲めるとのこと
・手術当日は1日中禁食となること
・手術室までは、歩いて移動すること

そして・・・

・手術後は、こんな格好で戻ってくるとのことでした↓
Dsc_2660_20250602204601

手術後、たくさんの管に繋がれるのは、想定内
事前に貰っていた説明書にも、そんなことが書いてありましたからね

それと、手術前夜はあまり寝られない人もいるらしいので、「眠剤も用意できます」って言ってました
おいらは、眠剤なしで普段通りに眠れました

でも、消灯時間の22時過ぎには寝たので、早朝4時には目が覚めてしまいましたけどね ( ´艸`)



5月21日(手術当日)
早朝4時に目が覚めてしまった以外、特段、緊張はしていませんでした
人生で初の手術だというのにね

手術をすれば、まともに歩けるようになる!
ずっとそう思っていたので、「いよいよその日が来たか!」って感じでした

朝の検温は、36.2℃
血圧も問題なし
血糖値は、139(普通の人よりは高いけど、これも問題なしです)

7時45分
朝食が配られますが、もちろんおいらにはなしです _| ̄|○
同室者の食事の音が、なんか疎ましく思ったもんです ( ´艸`)

9時30分ごろ
看護師から、手術の時間が15分早まり、11時からになると報告を受けました
手術時間の5分前に看護師が迎えに来るので、一緒に手術室まで向かうそうです

それまでに・・・

・ひげを剃り
・弾性ソックスを履き、手術着に着替え(下着はパンツだけ着用)
・トイレを済ませ

すべての準備ができたところで、点滴開始です
Dsc_2617_20250603082701

なんの点滴か聞いたら「ポカリスウェットみたいなもの」だそうです
それなら口から飲みたかったなぁ ( ´艸`)

10時55分
看護師と一緒に、手術室に移動

手術室の前で「アレルギーの有無」について最後の確認がありました
・お薬・消毒液・食べ物にアレルギーはないですか?
・ゴム(ラテックス)・フルーツにアレルギーはないですか?
そんな感じでね

実はおいら、たまに蕁麻疹が出ます
ただ、原因までは調べたことがないので、一応その話はしました

だからか?
あとで気づいたんですが、おいらの枕もとの壁には「アルコール消毒禁止」の紙が貼られていました

手術室に入り・・・

手術台とは別の台に、仰向けで横になるように促され
「全身麻酔」の説明を受け
主治医の先生が手術室に入ってきたので
おいらが「先生、よろしくお願いします」そんなことを言ったことまでは覚えていますが、その後は一切記憶なしです

気が付いた時には、病室のベッドに寝かされて
口には酸素マスクをされて
体中には、いろいろな管に繋がれていました

その時は、麻酔がまだ効いているのか、痛みはほとんど感じませんでした
それどころか、自撮りでピースサインまでして、兄家族とラインをする余裕もあったのです

こんな感じでね↓
Screenshot_20250603085737edit
ラインしてたのは、14時40分ごろからでしたね
その頃は、まだ元気だったってことです

「痛くないの」って聞かれて「痛い」って、返しているのはご愛敬ってことで ( ´艸`)

この時はまだ、余裕がありました
これから、おいらの身に起こる悲惨なことなんて、まだ知る由もなかったですから (*-ω-)ウンウン♪



今日の記事は、ここまで

おいらの身に起こった悲惨なこと?
それは、次回の記事で 

ヒントは「管」です (*^^)v

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2025年6月 1日 (日)

退院しました!

昨日(5月31日)、予定通り退院できました\(^o^)/

5月14日(水)入院
5月21日(水)手術
5月31日(土)退院

こんなスケジュールになりました

脊柱管狭窄症手術の場合
普通は、手術の前日に入院して、翌日に手術
そして、入院期間は2週間
こんな感じらしいんです

おいらは、糖尿病の薬を飲んでいたので、「糖尿コントロール」のために手術の1週間前に入院することになり
入院が18日間に及んだわけです

それでも術後10日目で退院できたのは、手術が上手くいき、その後のリハビリもスムーズだったからでしょうか



備忘録として、昨日の退院の様子を、ここに簡単に書いておきますね

◇6時起床
窓から外を眺めたら、あいにくの雨降りです
2日前までの天気予報では、曇りと晴れのマークだったんですけどねぇ
おいら、雨男の本領発揮でしょうか ( ´艸`)
退院の日くらいは、雨は降らないで欲しかったです(残念!)

◇起床から朝食までの間にやったことは・・・

体温・血圧・酸素飽和度測定は、入院中のルーティーンです
退院の日でもしっかり測られました
体温は、37度以上になると、再チェックやPCR検査をすることになります
おいらは、手術の翌日に1度PCR検査をされましたが、この日は特に問題なくクリアです

それと、血糖値の測定も、入院中のルーティーンです
手術後も「糖尿コントロール」は続いていて、毎食前と寝る前の1日4回、血糖値を測れました
指先に針を刺されて、そこから出た血液で測定する方法です
チクッとするだけで、たいした痛みはないんですが、毎日4回も刺されるとさすがにウンザリでした
この時の血糖値は、140
200を超えなければ、インスリン注射をされることはありません
おいら、手術の翌日の朝に200を超えたので、1度だけインスリン注射を初体験しました

◇7時45分朝食
この日の朝食は、こんなのでした↓
Dsc_2655_20250601133401

以前の記事で、「糖尿コントロール」では、ご飯が180gに制限されていると書きましたが
退院の日の朝食まで、それは続きました

それと、おいらの場合、1日の総カロリー数が1800キロカロリーに制限されていたそうです
だから毎回の食事は、周りの人とちょっと違ってました_| ̄|○

今となっては、栄養バランスの良い食事を提供してくれて、栄養士さんには感謝しかないです
一人暮らしのおいらには、絶対に無理なことですから (*-ω-)ウンウン♪
入院によって、おいらの血液、かなり綺麗になったんじゃないでしょうか?( ´艸`)

◇朝食後は・・・
退院に向けて荷物の整理をして
入院中に知り合った人に退院の挨拶をして
退院時間を待ちました

◇9時頃
看護師さんが部屋にきて、退院後の説明がありました
次回の診療は、6月12日(木)に予約されてました
術後3週目の診療だそうです

それ以降は・・・

術後6週目の7月3日(木)
術後12週目の8月14日(木)

こんな感じで診療が続くそうです
12週目(3か月)が一つの区切りになるのかな?

◇9時30分
受付に移動して、入院費の支払いをしました

自己負担額は
総額:82,080円でした

内訳は・・・
高額療養費制度で、57,600円の負担
食事療養負担額は、24,480円でした

バンコクの病院で費用を聞いたら「700,000バーツ」って言われたので、雲泥の差でしたね
日本で手術して正解でした (^_-)-☆

他に、パジャマなどのレンタル品などは、後日の請求だそうです
それを入れても、おそらく全部で10万円くらいで収まると思います

18日間入院して、しかも手術までして、全部で約10万円ですからね
日本の保険制度は、やっぱり最高だわ!

◇10時ごろ
友人が、病院に迎えにきてくれました
雨じゃなければ、歩いて帰ってもいいかな?って思ってたんですが
前日に友人が連絡をくれたので、お言葉に甘えました

友人には、昼メシを御馳走するつもりだったんですが
昼メシには時間が早かったので、御馳走は後日に延期です

◇10時30分ごろ
18日ぶりに自宅に戻りました

片付けもそこそこに、ドジャースvsヤンキースの試合を見ていたら、大谷君が二発もホームランを打ってくれました\(^o^)/
あれは、絶対においらの退院に向けての祝砲です ( ´艸`)



そんなわけで、昨日から自宅での日常が始まりました

まだ体は自由に動かせないので、しばらくはぎこちない生活が続きそうです
当分の間、ボルト入りの腰に無理はさせられませんからね

まずは、三か月

絶対に再発はさせないぞ!

そんな強い意志を持って、体力強化のリハビリに取り組みたいと思います (*^^)v

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