確定申告、今年もe-Taxで完了
確定申告、提出しました。
昨年に引き続き、e-Taxを利用です。
目的は、所得税を支払うためではなく、配当金などで源泉徴収された分を取り戻すためです。
いわゆる還付申告ってやつね。
e-Tax、すごく簡単です。
手元に「取引報告書」等、入力に必要なものを揃えて、それに沿って入力していくだけですから。
わざわざ税務署に行かなくていいのも、GOOD!
◆まずは、配当金を入力。
上場株式と非上場株式、それと国債の配当も有ったので、それを入力。
でも、金額はたいしたことないです。
源泉徴収額は、27,000円ほど。
でも、取り戻せるものなら、取り戻したいよね。
◆次に、雑収入を入力。
企業年金は、雑収入で申告です。
1年間の受給総額は、700,800円。
それに対して、源泉徴収された額が、53,660円。
こっちは、ちょっと大きい。
絶対に、取り戻した~い。
ここで、気になるのは、所得金額。
所得税には、基礎控除があって、控除額は38万円。
所得が38万円以上になると、税金がかかるかもです。
企業年金の受給総額、それだけで38万円を超えてるじゃん!
源泉徴収された分は、戻らないんじゃないの?ですよね。
でも、ご安心あれ。
基礎控除の他にも、項目ごとにも控除額が設定されているのです。
年齢と金額によって、控除額が細かく決めれているので、ちょっと複雑だけど・・・。
今回のおいらのケースだと、年金の控除額は、70万円。
なので、おいらの年金の税務上の所得は、たった800円なのでした。
◆あとは、一時所得を入力。
昨年、10年間ほど寝かせていた、個人年金が満期になりました。
満期で支払われた額は、3,514,297円。
おほっ!いいね~。(ニッコリ)
でも、10年前に300万円支払っていたで、得られた利益は、514,297円だけなんだけどね。
まあ、やてってて良かった・・・でしょうか。
利益が出ているので、今回、これの申告も必要です。
ただ昨年、この受給方法で迷いました。
年金で受給するか?一括で受給するか?
で、受給する時に、いろいろ調べましたよ。
どっちが得かってね。
で、結果一括で受給することにしました。
っていうのも・・・。
一時所得の場合は、50万円の控除を受けられることがわかったからです。
514,297円の利益でも、たった14,297円の所得ってことね。
年金で受給すると、雑収入で企業年金と合算。
一括受給だと、一時所得。
こんなところも、複雑なんだよね~。
得な方を選択すること。
それを調べるのって、結構面倒なんだけど、自分のためだからね。
面倒だなんて、言ってられません。
■
とにかく総所得で38万円を超えないこと。
これに気を付けてました。
雑収入の企業年金で、70万円の控除を受けらることを知って。
一時所得の個人年金の一括受給で、50万円の控除を受けられることを知った。
だから、実際の収入が38万円を超えても、各種控除で所得額は38万円以下になることもわかった。
税の仕組み、あまりに複雑です。
で、e-Taxに入力した結果。
今年もまた、源泉徴収されていた分、全額還付されそうです。
今回は、8万円超えだから、結構大きいよね。
会社員時代は、まったく無頓着だった、税金のこと。
自分で確定申告の手続きをするようになって、だんだん詳しくなってます。
何もしなければ、源泉徴収されたまま。
それじゃ、勿体ないです。
まさに、すでに亡くなった、おいら母親。
わずかな年金を受給していましたが、もちろん確定申告などしているはずもなく、源泉徴収されっぱなしでした。
母親が生きている時に、おいらに税の知識がもう少しあれば、多少でも取り戻してあげたのに。
ほっとけば誰も教えてくれない、税金のこと。
無知って、損だよね~。
取られっぱなしになってませんか?
今一度チェックを。
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