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2020年4月14日 (火)

神奈川県医師会からのメッセージ

2020年4月11日に神奈川県医師会の菊岡会長がメッセージを出されました。
新型コロナウィルスに関することです。

「神奈川県民のみならず、日本中の方に読んでいただきたい」とのことなので、メッセージの全文をここに紹介します。


~ 神 奈 川 県 民 の 皆 様 へ ~
(神奈川県医師会からのお願い)      
 
                      神奈川県医師会長 菊岡正和
 
◆侮らないで◆
 連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げています。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つめてください。もし、自分の知り合いの人がコロナ感染症で亡くなられたらきっと哀しいはずです。そして、亡くなった人にうつしたあなたが、入院せずに軽度ですんでも本当に喜べるでしょうか。不用意に動き回るということは、その可能性を増やしてしまうことなのです。今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大切に考えてください。
 
◆ごまかされないで◆
 この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危うさがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はありません。出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべきだろうと思います。
 
◆PCR検査の本当◆
医療関係者は、もうすでに感染のストレスの中で連日戦っています。その中で、PCR検査を何が何でも数多くするべきだという人がいます。しかしながら、新型コロナウイルスの PCR 検査の感度は高くて 70%程度です。つまり、30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となります。検査をすり抜けた感染者が必ずいることを、決して忘れないでください。さっさとドライブスルー方式の検査をすればよいという人がいます。その手技の途中で、手袋や保護服を一つひとつ交換しているのでしょうか。もし複数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければなりません。正確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、一人の患者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・保護服などを、検査した本人も慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければなりません。マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいのでしょうか。次の患者さんに感染させないようにするために、消毒や交換のため、30 分以上 1 時間近く必要となります。テレビなどのメディアに登場する人は、本当のPCR検査の実情を知っているのでしょうか。そして、専門家という人は実際にやったことがあるのでしょうか。
 
◆胸部レントゲン検査やCT検査の困難◆
 胸部レントゲン検査や CT 検査を、もっと積極的にしないのは怠慢だという人がいます。もし、疑われるとした患者さんを撮影したとすると、次の別の患者さんを検査する予定となっても、その人が二次感染しないように、部屋全体を換気するとともに装置をアルコール消毒しなければなりません。その作業は 30 分以上、1 時間近く必要となります。アルコールが不足する中、どうすればいいのでしょうか。メディアなどで主張する専門家やコメンテーターは、そのようなことを考えたことがあるでしょうか。
 
◆医療機関の現状◆
今後感染のスピードが上がると、重症例も当然増えてきます。もし何百人もの感染者が同時に出れば、その人たちを病院で治療しなければいけません。医療機関のベッドは、またたく間に埋まってしまいます。それでも心筋梗塞や脳梗塞やがんなどの患者さんに対しては、いつものように対応しなければなりません。今までと同じように医療は維持しなければならないのです。軽症の人は、自宅や宿泊施設に移って静養や療養してもらい、少しでも新型コロナ感染症の人のために、病院のベッドを空けるなどの素早い行動が必要です。そして、新型コロナ感染者の治療が終わり、社会復帰しても良いというときこそ、素早くPCR検査をやって確認し、ベッドを開けなければなりません。そのためにも、少しでも時間が必要なのです。医療機関に時間をください。コロナ感染者の増加を、少しでも緩やかなカーブにしなければ、医療は崩壊します。
 
◆医療機関への偏見や差別◆
皆さんは、咳をしたり、熱が出ていたりする人が近くにいたら、きっと嫌な顔をして、文句を言うか、離れていくことでしょう。今この時も医療関係者は、コロナ感染の恐怖の中で戦っています。戦っている医療機関の医師や看護師や事務職員にも、子供や孫、そして親はいます。その愛する人たちに、うつすかもしれないという恐怖の内で、医療職という使命の中で戦っています。そして自分の子供が、バイキンと言われ、いじめにあうかもしれないという、悲しみとも戦っています。市中の診療所ならば、医師自身が罹ったら、当然一定期間休診にするばかりでなく、診療所のすべてのスタッフやその家族の心配もしなければなりません。そして、自分の家族そのものに危害が及ぶことになります。実際に病院の中で重症の患者さんの治療を毎日繰り返し繰り返し治療にあたり、家に帰っても人工呼吸器の音が耳から離れず、懸命にしている立ち向かっている医師や看護師の人たちのことを想像してください。そんな恐怖といら立ちと、そしてストレスの毎日の中で生活しています。わかってください。知ってください。理解してください。感染が拡大すれば、誰もが感染者になります。そのとき、偏見や差別を受けたらどんな思いをするのか、一人ひとりが賢明に考えて、不確かな情報に惑わされて。人を決して傷つけないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をするようにしてほしいのです。まして、地域の医療機関の活動が差別意識で妨げられるようなことは、決してあってはならないことでしょう。

◆一緒に戦いましょう◆
もう少し、もう少し我慢して下さい。四週間、何か月いや一年以上になるかもしれません。病と闘って生きていたいと、つらい治療と闘っている患者さんもいます。生きていることだけでも幸せなのだと、ぜひ、ぜひ思ってください。安易に外出して、密集、密閉、密接のところには絶対行かないでください。あなたの行動が、新しい患者さんを作ってしまうかもしれません。お願いします。私たち医療従事者も、ストレスや恐怖に我慢して戦っています。お願いします。皆さんはぜひ、我慢と闘って、我慢してください。戦いは、長くてつらいかもしれませんが、みんなで手を取り合っていきましょう。


医師の専門家が、今何を考え、どう対処しているのか?
このメッセージを読んでよくわかりました。

これ、たぶんテレビでは取り上げないでしょう。
テレビの報道批判も入っていますからね。

とりあえず、私たちは我慢する。
ただそれだけです。

う~ん、それにしてもテレビ報道って・・・。

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コメント

個人の行動は自分自身が感染していると考えて行動することが大事でしょうね。
.
三浦知良オフィシャルサイトのカズのコメントが素晴らしいです。(もうご存知でしょうけど)
日本には純粋な日本人が多いと思いますが、反グレ偽日本人も居ることでしょう。
しかし、ここは日本の力を見せるときでしょう。
http://www.kazu-miura.com/column/detail/?article=301
下記は一部抜粋です↓
----------------------------
 すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。
.
 戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。
.
 「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。
.
 自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。
----------------------------
私も過去鹿島スタジアム&東京の国立競技場で100試合以上サッカー観戦しました。
ジーコ、アルシンドが選手離脱後のヴェルディ川崎から移ったビスマルク、レオナルドが活躍していた時期です。
時には鹿島アントラーズのゴール裏で大きなチーム旗を振っていた時もあります。
毎回試合終了後には、応援でばらまいた紙吹雪をゴミ袋に詰めて掃除していました。
それを海外のマスコミで取り上げられ日本のサポーターはすごいと称賛されましたよね。
私たちサポーターは当然の行動だったので海外のマスコミで取り上げられた事が逆に驚きました。
今回の中国武漢肺炎コロナウイルスの戦いに私自身日本版「セルフ・ロックダウン」で戦いたいと思います。

>サムライコボリさん
カズさん、さすがのコメントですね。
日本人の多くは、同じような感覚で行動していると思います。
ほんの一握りのいただけない対応ばかりが、テレビで流れると、それが大多数いるようにみえてくる。
そんなマジックなんですよね、テレビって。
誰のせいでも無く自分の行動に責任を持つように促すこと。
テレビは、今はこれだけを伝えて欲しい・・・。

こんにちは。
カズさんの「セルフ・ロックダウン」+
「one for all ( 一人の行動はみんなの為に)」
で行動自粛継続します。
タイの知り合い、ソンクラーン休日なのに
どこも行けずにちょっぴり可哀そうでした。


>kou63さん
こんにちは。
自粛、みんなで頑張りましょう。
私のタイの友人からは「今日はソンクラン、だけどソンクランじゃない」そんなメッセージを貰いました。
なんて返信していいのかわからなかったので、泣いてるムーンのスタンプだけ送っておきました。(笑)

日本は連日の様に医療崩壊が叫ばれていますね。
ただ正直なところドイツや韓国と比べると、日本のパンデミック対策及び医療体制は整備不足だと感じざるを得ません。
感染症指定医療機関と患者を受け入れている一部の民間病院に負担が集中していると言うのが実情だろうと思います。
全国に一般の病院は沢山有りますからね。
指定医療機関の医師も言ってましたが、一般の病院も患者を受け入れないとこのままでは本当に医療崩壊してしまうと・・・。
ドイツは日本の20倍以上の感染者と死者が居ますが、未だに病床も空いてるし医療崩壊も起きていないと聞きます。
医療関係者の叫びも解りますが、我々国民は自粛に努め自己防衛するしかないですからね。

>ユーサンさん
一般の民間病院は、感染症患者は受け入れたくないでしょうね。
だから不足する。よくわかります。
新型コロナウィルスの報道は、正直何が正しいのか?よくわかりません。
ただ、一方的な報道だけを信じると、それも危険かなと。
とりあえず今は、政府と医療従事者に頑張ってもらうしかないです。
私たちは、行動を自粛するだけを求められているので、それに従うだけです。
全然難しくないです。

oininさま
はじめまして、オンヌットといいます。
私も定年が近くになり、これからを考えておりました。
そんな中、少し前から、oininさんのブログを見るようになりました。
最近更新がないので、体調でも悪くされたのかと心配になり、
コメントいたしました。
次を楽しみにしております。
オンヌット

>オンヌットさん
はじめまして。
ブログの更新をせず、ご心配をおかけして申し訳ありません。
体調は特に問題は無いんですが、今は記事を書く意欲がちょっと薄れています。
やっぱりタイに行ける日が見えてこないと、イマイチ元気が出ないみたいです。(笑)
そのうち書きたい欲求も出てくれる思いますので、それまでしばらくお待ちください。
コメント、ありがとうございます。

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