行き先不明の1泊旅行(2)
前回記事のつづきです。
8月27日
行き先不明の1泊旅行の始まりです。
待ち合わせ場所である東京駅へ行く途中、旅の行き先を想像してました。
まず思いついたのが、箱根。
この連中と最も多く行った場所なんです。
でも、すぐに否定。
箱根だったら、新宿を待ち合わせ場所にするはずだからね。
じゃ、どこ?
待ち合わせが東京駅だから、新幹線か?
それも、東北新幹線か上越新幹線か北陸新幹線?
東海道新幹線は、たぶん無いと思う。
だって、おいらは横浜住まいだから、わざわざ東京駅を待ち合わせ場所にしないよね。
いろいろ考えているうちに、待ち合わせの東京駅に到着。
みんな遅れることなく、集合。
そして、今回の旅行の幹事から切符を渡され、行き先が判明です。
その行き先は・・・。
焼津
あはっ、見事に予想は外れました。
それにしても、なぜ、焼津?
焼津って、何があるのかな?
漁港のイメージしかないもんね。
まあ、なんでもいいか!
まずは新幹線で、静岡に向います。
それにしても、ほんとにタダでいいの?
その理由を聞いたところ・・・。
会社員時代に、年に数回ゴルフ旅行に行ってたんですが、そのための積立金がまだ余っていたそうです。
それは、おいらが退職する時に同僚に引き継いだお金なんだって。
そんなのすっかり忘れてたわ。
使わないで、取っておいてくれたのね。
律儀な奴らです。
■
新幹線の中で、おしゃべりしてたらあっという間に、静岡駅に到着。
まっすぐ焼津に行くと思いきや、「日本平」と「久能山東照宮」に立ち寄る予定だとか。
おいら、「日本平」も「久能山東照宮」も、初めて訪れる場所です。
静岡駅からバスに乗って日本平へ。
日本平夢テラス↓
ここからは、富士山の眺めが素晴らしいらしいんですが・・・。
この日はあいにくの曇り空。
残念ながら富士山は、うっすらと見えるだけでした↓
そして、日本平からロープウェイで、久能山東照宮へ
そして、なぜ焼津に宿をとったのか?も、ここで判明です。
実は、以前に同じメンバーで「日光東照宮」に行ったことがありまして・・・。
その時に、「久能山東照宮にも行って見たいね」そんな話になったらしいんです。
おいら、ぜんぜん覚えていませんが。(汗)
だから、今回の旅の目的地は、ここ「久能山東照宮」だったのです。
みんな歴史好きだからね。
焼津は、久能山東照宮から比較的近いので、オマケってことですね。(笑)
まずは、本殿でお参りから。
本殿↓
そして、家康公の眠る墓所へ。
家康公のお墓は、一番奥の一番高いところにありました。
お墓は、高さ5.5m、外回り8mの石造りの塔で、西向きに建てられているんだって。
西向きは、家康の遺言によるらしいですが、その意味は「西の勢力に睨みをきかすため」だそうです。
ロマンだね~。
そのお墓の写真をお見せしたいところなんですが・・・。
お墓の写真が、1枚も無いの。
今、ブログを書いてて初めて気が付きました。
何枚か撮ったはずなのに、どうして?
スマホに残っていた写真は、これだけ↓
家康公の愛馬を埋めたという場所の写真です。
なぜ家康公のお墓の写真が1枚も撮れて無いのか?
これって、家康公の呪い?
なんかキツネにつままれたようで・・・。
ちょっと怖い!
■
久能山東照宮の観光を終え、宿泊先に向いましょう。
宿は「アンビア松風閣」という、高台にある海沿いのホテルでした。
豪華なロビー↓
部屋に入って、驚かされたのが、その眺望。
海沿いに建っているだけあって、さえぎるものが無しの大海原。
天気が残念でしたけどね。
ホテルでの楽しみは、風呂と食事。
風呂は温泉で、結局3度も入ってしまいました。
食事の方は・・・。
前菜盛り合わせ↓
吸い物(ねぎまの土瓶蒸し)↓
南鮪握りずし3種↓
海鮮の盛り合わせ↓
ゴメンナサイ、写真無しです。
車海老の天婦羅↓
牛ロースステーキ↓
久しぶりの豪華な食事に、もう腹パンです。
食事のあとは、カラオケで2次会。
食べて飲んで騒いで、もうすっかり会社員時代に逆戻りです。
あ~、楽しかった。
■
翌日は、雨風が強くなり、どこにも寄らずに帰宅することに。
帰りの新幹線の中で、
「1年に1度くらいは、こんな旅が出来ればいいね。」
そんな話に。
おいら、会社を離れて、すでに5年。
一時期、会社関係の人とは距離を置いていたこともあります。
それでも誘ってくれた同僚たちには、もう感謝しかありません。
基本、一人が好きなんだけど、結局一人じゃ生きられないんだよね。
日本でもバンコクでも友人たちに助けられています。
おいら、幸せもんです。
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