敢えて不便を選ぶ。おいらは、やっぱり変わり者?
昨日の午後、無事に横浜の自宅に戻ってきました。
「まだ、日本は寒かった。」
それが、2ヶ月振りの日本に戻った第一印象でしょうか。
バンコクからの帰国便、いつもは羽田か成田への直行便を使うんですが、昨日は敢えて関西空港に一度降り立ち伊丹空港へ移動して、羽田に戻ってきました。
何故、そんな面倒なことをしたのか?
関空の税関職員も、不思議に(怪しく?)思ったんでしょうね。
いつもよりも細かく質問されてしまいました。
税関 「荷物は、これだけですか?」
おいら 「そうです。」
税関 「どこから来ましたか?」
おいら 「バンコクです。」
いつもは、これぐらの会話で、通してくれるはずですが、昨日は、もう少し聞かれました。
税関 「旅行ですか?」
おいら 「いえ、ビザを取得してバンコクで生活しています。」
税関 「仕事ですか?」
おいら 「いえ、すでにリタイアしています。」
税関 「何か、大阪に用ですか?」
おいら 「特に用はなく、これから伊丹から羽田に向かいます。」
税関 「羽田や成田の便は、満席だったんですか?」
おいら 「いえ、空きはあったんですけどね。料金が変わらなかったので、関空経由にしてみました。一度、来てみたかったんですよ。」
税関 「そうなんですね。ありがとうございます。」
こんな感じのやり取りがありました。
スーツケースを開けられることなく、通してもらえましたが、税関職員、明らかに不思議(怪訝?)そうな顔をされてしまいました。w
で・・・。
関西空港から伊丹空港までは、リムジンで移動。
移動中に車窓から見た風景。
「随分と工場が多いんだなぁ~。」
「これじゃ、おいらの住む街、横浜の京浜工業地帯と変わらないや。」
なんて事を思いながら、大阪の街の風景を楽しんでいたら、じきに伊丹空港に到着。
さぁ、乗り継ぎ時間に余裕があるので何か食べましょう。
バンコクから関空に向かう飛行機の中では、大阪に着いたら「お好み焼きを食べたいなぁ。」
そんなことを考えていました。
ところが・・・。
あれ?いくら探しても伊丹空港内に、お好み焼きの店がありません。
大阪はお好み焼きの本場でしょっ!
空港に店が無いなんて、大減点です。w
多少のショックを感じながらも、すぐに気持ちを切り替えます。
旨そうなものは、他にもたくさんあるはず。
だって「大阪は喰い倒れの街」って聞いたことがあるからね。
そして見つけたのがこれ↓
空弁の「柿の葉ずし」です。
これを空港のベンチで頂きます。
「しめサバ」が3個と。
「サーモン」が2個、入っていました。
旨いよねぇ~、これ。
すっかり「お好み焼き」のことを忘れて、満足です。
それでは、羽田に向かいましょうか。
保安検査を抜け、視線の先に・・・。
タコ焼きの店。
これも食べてしまいましょうか。
だって、これも本場だからね。
本場、大阪で食べる「たこ焼き」。
そう思っただけで、美味しさ倍増です。
これだけでも、わざわざ遠回りして関空経由にした甲斐があるってもんです。
それにしても不思議なのは、飛行機の料金。
直行便でも経由便でも料金が変わらないなんて・・・。
これが、バンコク→関西空港、伊丹空港→羽田を別々に発券すると、とたんに高くなるからね。
なんか、得した気分です。
でも一般的には、目的地にはなるべく早く着きたいんでしょうね。
だから、敢えて乗り継ぎ便を選択する人は少ない?
税関の職員が、怪訝な顔をしたのも分からなくは無いです。
たいした用も無いのに、不便な乗り継ぎ便を選択した、おいら。
やっぱり変わり者なんでしょうか。
■
遡ること2ヶ月前。
バンコクに向かう、おいら。
羽田、成田からバンコクへの直行便には、空きがありました。
でも、敢えて「羽田⇒セントレア⇒バンコク」の乗り継ぎ便を選択。
そうしたら・・・。
飛行機の窓から富士山を眼下に見ることが出来ました。
こんな素敵な景色に出会えたのも、わざわざ遠回りを選んだから・・・。
敢えて不便をも選択する!
何故か?
そこには「何か、楽しいことがあるかも知れないから・・・。」
これが、おいらの旅のスタイルなんです。
そう、関空の税関で言えば良かったかな・・・。w
‐
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