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2016年1月17日 (日)

落ちこぼれは、こうして作られる

自分は今、ここバンコクでタイ語を修得するために、タイ語学校に通っています。
学校に通うなんて何十年振りだろう?
ここ数十年は、教える側に回ることはあっても、教えられることなんて、ほとんど無かったんでね。

それが今は教えられる側として、真面目に授業を受けているわけですが・・・。

今日は、ちょっと愚痴ります。w

会社に新入社員が入ってくると、なるべく早く戦力になってもらう必要があるので、先輩や上司が新人教育をしますよね。
でも、教える側の教え方と、教えられる側の吸収力の差によって、その人材が戦力になるスピードが違ってきますし、場合によっては、いつまで経っても使いものにならないダメ社員になってしまうこともあるわけです。

小学校や中学校、高校だってそうですよね。
順位づけによって、成績の良い生徒と成績の悪い生徒が明白になり、成績の悪い生徒は、よほどのことが無い限り、「頭が悪い!」の烙印を押されてしまうわけです。

これって「本人の努力が足りないから・・・」ってずっと思っていました。
でも、タイ語学校に通ってみて、本当にそうなのか?
少し疑問を感じるようになっています。

成績を良くしたいのであれば、努力が必要なのは当たり前です。
少しでも早くタイ語を修得したければ、これも努力が必要です。

でも、生徒が授業以外で勉強しないからと言って、学校側は落ちこぼれを作ってはいけません。
最低限、授業時間内で授業内容を生徒に理解させなければいけません。
そこが、教本の材料と教師の資質にかかってくるわけです。

会社であれば、ダメ社員を教育することが上司の重要な仕事なわけで、人材を活かすも殺すも、その教え方ひとつで変わってくるわけです。
「俺の仕事ぶりをマネして覚えろ!」
これじゃ、教育でもなんでもないですよね。w

自分の通っているタイ語学校、超初心者コースは楽しく授業を受けていましたが、今はレベルが少し上がりました。
授業のスピードも速いです。
それ故に、覚えることもたくさんあって、予習復習は欠かせなくなっています。
おそらく予習をしていかなければ、授業の内容は、直に理解出来なくなるでしょう。

教育現場って、教えられる側の予習復習が前提に成り立っているわけです。
だから教えられる側は、努力(予習復習)をしなければ、どんどん落ちこぼれてしまう。

これって、教育現場の正しい有り方なんだろうか・・・?
タイ語学校に通う今、そんなことを考えています。

教える側は授業時間内に、生徒全員に授業内容を理解させなければなりません。
でも、すべての生徒が授業時間内に授業内容を理解しているとは限りません。
そうなると「授業内容がよくわからなかった人は、自分で勉強してきてね。」って言われているようで・・・。
これって、責任放棄じゃないのかな?

そして、その授業以外での勉強を怠ると、だんだんと授業について行けなくなり、授業が面白くなくなり、そして学校にも行きたくなくなる。
そうなると、もう落ちこぼれループまっしぐらです。w

限られた時間内に、すべての生徒に授業内容を理解させることなんて、不可能なことなんでしょうけど、時間内にあまりに詰め込み過ぎても、そう簡単に理解出来るものでもありません。

病気で学校をしばらく休もうものなら、挽回するだけで大変なわけです。

今、自分は毎日予習復習は欠かしていませんが、予習復習をしないで授業を受けてみたらどうなるか?
試してみたい心境に駆られています。

仕事をしているわけでも無いので、急いでタイ語を修得する必要もないですし、誰かと競争しているわけでもないですからね。

もちろん、授業は真面目に受けますよ。
だけどそれだけで、どれだけタイ語をマスター出来るんだろうか?

その授業時間内での教育方法が、教師の資質(学校の資質)を測る材料なんじゃないかと・・・。
もし、それで自分が落ちこぼれるようであれば、学校は生徒の努力無しでは成り立たないということになる。

良い学校って言われる所の生徒は、自分の成績向上のため、良い大学に入るため、良い会社に入るために、授業以外でも努力(勉強)することを惜しまない。
だから、必然的に頭の良い生徒が集まり、学校の評判も上がっていく。

だから何?って、思ってしまいます。

授業は授業、それ以外は友達と遊んだり、家事の手伝いをしたり・・・。
そんな人間らしい生活をさせることが、まさしく教育なんじゃないかと・・・。


会社員時代、「覚えが悪いのは、ダメ社員に問題があるからだ!努力が足りないからだ!」って、ずっと、そう思っていたんだけど、ダメ社員を作ってしまうのは、教えられる側だけじゃなく、教える側にも相応の責任があるということ。
そんな気がしています。

なぜ、今頃になってそんなことを考えているかと言うと・・・。
毎日、学校以外で勉強するって、やっぱり大変なんですよね。w
だって授業時間以外は、もっと自分の好きなことに時間を費やしたいからね。
本音はそこだったりして・・・。w


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バンコク暮らし-語学学習-」カテゴリの記事

コメント

>Damascusさん
ひとつの事をやり遂げたり、修得するにはそれなりの覚悟が必要なのはわかっているんですけどね。
とりかく頑張るのが嫌いなもんで、どうやったら楽出来るかを考えてしまうんですよね~。
自分の通っている学校は、1日4時間で1単位が20日ですので80時間。
すべて終了するには、9単位の受講が必要ですので、720時間になります。
まだたったの100数時間しか受けていないのに、このざまですから先が思いやられます。
あんまり気張ってやっても、タイ語学習が嫌いになりそうなので、ちょっとギアをゆるめて見ようと思います。

う~ん、誰もが一度は通る道ですかね?


私も4か月間やって「逆恨み」をした時期もありましたが、今はあのスパルタ教育に感謝しています。


どの学校に通われているのかは分かりませんが、多分入門・基礎コースって全部で10か月前後で修了じゃないですか?
一つの言語の基礎を10か月程度で習得するのは、それはそれはものすご~い努力が必要です。
寝る間も惜しんで・・・ってくらい。。。
教える事だけで10か月(3時間/日)かかるってことは、それを習得し自分のものにするにはその数倍(いや10数倍?)の時間がかかると思います。。。


私は日本で過去10年くらいユルユルの環境でタイ語を勉強してきましたが、習得度という意味では全然ダメダメでした。
こちらに来て学校に通って4か月、そりゃあモーレツな詰め込み教育に嫌気が差した時期もありましたが、終わってみれば飛躍的にレベルが上がっていました(と思う)。途中分からないことがあっても飛ばしながら進めていきました。


通われている学校は多分短期間で確実に習得できるシステムで運営されているんでしょう。
ユルメの学校(駐在員の奥様の社交場的な学校)もバンコクにはいっぱいありますが、そんな学校にいくら通ってもレベルが一段階上がるのが精いっぱいだと思います。


ある程度流して70-80%程度分かればいいや♪ぐらいの気持ちで臨めばいいんじゃないかと。。。
(oininさんは真面目すぎるのかな?55)
ある時点で分からなかったことが、自分のレベルが上がってくると「あぁ~、なるほど~、そうだったんだ~」とか「あの時分からなかったけど、な~んだ~こんなことだったんだ~」って言える時期が来るはずです。


苦難の先にはバラ色の世界が広がっているハズですよ♪
たぶん・・・

>ユーサンさん
授業そのものは、どうってことないんですが、解らないことがあると、どうしても調べたくなる質なので、授業時間内だけでは、どうしても完結しないんです。
だから、自宅でも勉強する羽目に・・・。
楽しんで修得出来れば、それが一番いいんですけどね~。
今更ながら詰め込み教育を受けてるようで、愚痴ってしまいました。w

結構厳しい語学学校の様ですね?
受験生でもないし、マイペースで楽しくやりたいものですよね。
確かに授業は一度付いて行けなくなると負の連鎖みたいに解らなくなってしまいますから。
それと先生の教え方や質は大きいでしょうね。

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