退職までの軌跡(3)
昨日の記事の続きです
■地獄の3ヶ月
子会社の業務に携わってから、退職を決断するまでの3ヶ月間は、自分のサラリーマン生活の中で、最悪の期間でした。w
だから、退職の決断に迷いが無くなって、今となっては、返って良かったのかも知れませんね。
メンタルの病で休務中の人、親会社から来たってだけで敵対心むき出しの人、仕事に対して責任感の無い人・・・。
たいした人数がいるわけでもないのに、変な人が多すぎ・・・。www
相手側からしたら、自分の方が変わっているように、見えたかもしれませんけどね。w
それでも、徐々に打ち解けてはいきましたけど、根本的な問題は単体の部署だけに留まりません。
まぁ~、簡単に言ってしまうと、誰もが責任逃ればかり・・・。
クレーム対応の部署にいると、それが良くわかります。
クレームは起こるのが当たり前、そしてクレームが起こったら、クレーム対応の部署が解決すればいい・・・。
そんな考えを持った人ばかりでした。
クレームが起これば、それに対応するために、当然コストがかかるわけで、そのコストをどうすれば削減できるのか・・・?
そのことを考えようとしない・・・。
今更、会社批判をしてもしょうが無いので、この辺で止めておきますが、そんな会社に長居は無用・・・。
だから、退職の決断を下すには、3ヶ月で充分でした。
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■今年の7月に辞めるつもりが・・・。
それでも自分、若干の責任感は持ち合わせていたので、辞めるタイミングは、今年の7月(今頃)を考えていました。
特に大きな根拠はないんですが、業務に就いて3ヶ月は、あまりに短すぎるでしょう。
自分の中では、3ヶ月で充分だったんですが、周りからみたらそう思われますよね。w
それに、7月まで勤めれば賞与も出るからね。
そんな打算もありました。www
それが・・・。
この辺りからは、ブログ記事にしてありますので、過去記事を読んでいただければわかるんですが、自分の関わるべき仕事量が、どんどん増えていきました。
重要なミッションだったはずの「業務改革」に関する仕事よりも、日常のクレーム処理業務が・・・。
対応できる人材がままならなければ、自分でこなすしかありません。
それに過去から燻っている、ヘビーなクレーム対応も重なってきて、それに手がけてしまうと、辞め時を失うかも・・・。
そんなことを考えるようになりました。
7月まで勤めれば、カネは多少増えるかも知れないけど、そんなのはたかが知れている。
業務改善のための施策は、自分の中ではすでに出来上がっている。
それを実行するのか?しないのか?それは、自分が決めるわけではない。
提言書を残しておけば、それですむこと。
考えれば考えるほど、7月までこの会社に残る意味が、見つけられなくなりました。
それなら、ドツボに嵌る前に、辞めてしまおう。
あとは知ったこっちゃない・・・。
方向転換も簡単でした。www
長年に渡りお世話になった会社ですから、多少、負い目はありましたが、1年前には、一度退職の意思表示をしたこともあって、心の整理の付け方も問題なし。
幸い子会社には未練もありませんしね。
そうなれば、あとは最短の期間で辞めるだけ・・・。
そして、目出度く2014年12月末日をもって、退職するに至ったわけです。
■おわりに
退職を決断するのって大変ですよね。
自分の場合、今まで転職経験もなく、未知のことでしたからね。
退職してまでも、逃げたければ、逃げればいい。
退職してまでも、やりたいことがあれば、やればいい。
自分の場合、この二つがタイミング良く重なりました。
退職する上での最強コンビです。www
人生、どこでどんな転機があるか、わからないものですが、自分の場合は、明らかに2年前から、風向きが変わりました。
その風に逆らわずに、自分の気持ちを、その風に委ねていたら、自然と答えが見つかりました。
2年前に悩んでいた時に、産業医から言われたこと・・・。
もう一度ここに書いておきます。
「急いで結論を出す必要なんてありません!」
「時間が経過すれば、自ずと答えは出てくるもんですよ!」
これから先、悩みが無くなることはないでしょう。
でも、自分の気持ちに正直にしていれば、ちゃんと進むべき方向が見えてくるはず・・・。
気持ちが中途半端なままに、結論を出すことだけは、辞めた方がいいです。
この言葉、今や自分の人生訓になりました。
おしまい
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