人生の終わり方・・・駆け足で通り過ぎた人たち
昨日の記事の続きです。
退職するまで、自分の人生の大半が会社とともありました。
それはそれは長い年月ですから、悲喜交々いろんなことがありましたが、その中において悲しい出来事について、書き残しておきます。
■自殺
25年くらいの前のことです。
同い年の同僚でした。
彼とは中堅社員研修を一緒に受けたことがあり、その時のことがとても印象的です。
ある夜のことです。
自分と彼は同室だったんですが、中々部屋に帰ってきません。
夜の12時を過ぎても戻ってこないので、気になって研修室に覗きに行ったら、彼はまだ課題に取り組んでいました。
聞くところ、明日の発表が不安でしょうがないらしい・・・。
適当にやり過ごせばいいものを、納得するまで部屋には戻ってきません。
夜中の2時頃でしょうか、ようやく戻ってきたと思ったら、何やらブツブツとつぶやいている。
何やっているの・・・?
発表の練習をしているとのこと・・・。
「そんなの適当でいいじゃん!」
そんな言葉も、気休めにもならないんでしょうね。
あまりに生真面目な性格だった彼・・・。
その研修から1ヶ月くらいたった後でしょうか。
自分の生き方に納得できなかったのか、自宅のマンションから飛び降りてしまいました。
合掌
■事故
十数年前のことです。
自分の部下でした。
彼は30代前半の独身で趣味はバイク。
いつも愛車のモンキーでツーリングをしている話は聞いていました。
携帯電話が鳴ったのが、雨が降る夜中のことでした。
同僚からの電話で、○○が事故を起こして、今□□病院にいます・・・と。
すぐに車で病院に駆け付けたものの、時すでに遅し。
即死状態だったと・・・。
「何やってんだ・・・!」
行き場の無い感情を抑えることが出来ませんでした。
ちょっと前まで元気に仕事をしてくれていたのに・・・。
仕事場に、本来いるべき人がいない現実。
中々、心の中を片付けることが出来ませんでした。
「くれぐれも事故には気をつけるように・・・。」
って、いつも言っていたのに・・・。
合掌
■病気
3年前の話です。
自分の部下でした。
30代後半、家族は奥さんと小学生の子供の3人暮らしで、絵に書いたような幸せ家族でしたね。
そんな家族を突然の病が襲い、崩壊させてしまいました。
前触れもなくね。
彼は、その日も普通に仕事をして、家に帰っていきました。
次の日、来るはずの彼が出社してきません。
遅刻か・・・?
話題にしたとたん、奥さんから電話が入りました。
「昨晩、倒れて今病院なので、休ませて欲しい・・・」と。
いろいろ事情を聞くと、意識も無いらしい・・・。
早速に、入院先の病院に向かい、奥さんに事情を聞くと「くも膜下出血」だとか。
昨晩、家に帰ってきて、風呂に入ったあとにビールを飲んでいる時に、急に倒れたらしい・・・。
結局、それから意識を戻すこともなく、みんなの願いも叶わずに、倒れてから10日後に帰らぬ人となってしまいました。
たった30数年間で、人生を終えてしまう。
神様は、なんて無慈悲なんだ・・・。そう思わずにはいられません。
残された奥さんと子供のことを考えると、今でも悲しみが襲ってきます。
そして、彼の死が自分のこれからに、影響を与えてくれたのも間違いありません。
「人生なんてあっけないもの・・・」
「会社にしがみつく人生でいいのか・・・?」
ってね。
合掌
■
今回の3例は、何の前触れもなく突然に起こったことです。
昨日まで、一緒に仕事をしていた人が、急にいなくなってしまう・・・。
心の準備さえも、出来ないままにね。
そう考えると、突然の死は周りへの影響が大きすぎます。
余命を宣告を受けて、死ぬ人も見送る人も、それぞれ準備する時間がある方が、人生の仕舞い方としては、いいのかもしれないな~?
まだ結論は出せないけどね。
重い問題ですが、もう少し続けさせてください。
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>ユーサンさん
一生懸命に働いた先になにがあるのか・・・?
50代に差しかかると、余計にそんなことを考えるようになりますね。
残りの時間をどれだけ有意義に過ごせるかで、終わりが近づいて自分の人生を振り返った時に「いい人生だった」って思えるような気がしています。
残り10年か20年かわかりませんが、とにかく充実させたい・・・そう考えます。
投稿: oinin | 2015年7月16日 (木) 08時55分
>招き猫の右手さん
身近な人が亡くなると、「死」のことを、考えてしまいますよね。
若い時はそうでも無かったんですが、残りの人生が短くなればなるほど、どう仕舞うかを考えるようになりました。
投稿: oinin | 2015年7月16日 (木) 08時46分
私がアーリーリタイアを強く考え始めたのも、父親や親戚の寿命、サラリーマン時代の元同僚の死(49歳)の影響が大きいですね。
それに50代になると先も見えてくるし、体力の衰えも感じ始めると言うのも有りますね。
それについ先日友人から「高校時代の同級生の一人がタイ人と結婚してタイに住んでいる」なんて話を聞かされると人生色々、楽しんだ者勝ちだなあと思ってしまいます。
投稿: ユーサン | 2015年7月16日 (木) 08時19分
身近な人に色んなことが起こると考えますね。
私も過去の同僚が自殺したり、亡くなる人がチラホラ出てきて、人生の有限性を考えます。
またバイクについては僕も事故って大破させたことがあるので人事じゃないですね。
投稿: 招き猫の右手 | 2015年7月16日 (木) 00時18分