やっぱり日本の職人はすごいわ。
最近、どうも涙もろくなっているようです。
感受性が強くなったのでしょうか・・・?
それとも歳のせい・・・?
昨日も「世界の子供がSOS!THE★仕事人バンク マチャアキJAPAN」という番組を見て、不覚にも・・・。
この番組は不定期番組で、今回が10回目らしいんですが、1年に1回くらいの放送なんですよね。
タイトルにもあるように、貧困に苦しむ子供たちからのSOSを受け、日本の技術職人が現場に赴いて、手助けするという番組です。
この番組の良いところは・・・。
・自然の破壊をしない
・現地のものを利用する
・地元の人に技術の伝承を行う
という、基本原則があって、最先端技術を利用しないところにあります。
昨日の番組は「カンボジアの貧しい村で井戸を掘る」という内容でした。
生活用水は川の水や溜池の水だけしかありません。
毎日大きなペットボトルに入れた汚れた水を抱え、片道6キロの道を裸足で学校に通う少女。
川の水を飲料している妊婦。
日本でのうのうと暮らしている自分には目を疑う光景です。
綺麗な水を出してあげたい・・・。
そんな思いで日本の井戸掘り職人を派遣し、地元民と協働で井戸づくりをしていくわけですが、職人の勘では30メートルぐらいは掘らないと水脈にはたどりつかないだろうと・・・。
でも水脈があるかどうかは、掘ってみないとわからない。
最先端の機材を使えば30メートルの掘削は、容易いかもしれませんが、それでは彼らのためにはなりません。
あくまで、地元の人だけで、井戸を作れるようにしてあげるのが、この番組の目的ですからね。
すべて人力です。
やぐらを組んで、そこからロープに吊るした鉄管を地面に叩きつけて、地面を掘り進めていくわけですが、途中、砂地盤や岩盤などにぶち当たり、困難が待っています。
1日中掘っても50センチしか掘れないことも・・・。
その都度、日本の職人は知恵と工夫で、その難局を切り抜けていきます。
日本の職人・・・すごいです。
ただただ、掘るだけですから、途中、地元民も職人も疲れきっていたでしょうね。約1ヶ月間も、最後まで諦めずに掘り続けた・・・。
そしてついに・・・・。
井戸水が汲み上げられて、地元の人たちの歓声と喜ぶ顔に、こちとらついに涙腺が崩壊です。www
みんな良く頑張りました。
それにしても綺麗な水が出て良かったな~。
それと、すでに地元の人たちだけで、新しい井戸を掘りはじめたらしい・・・。
まさしく、技術の伝承が出来たわけで、今度は地元の人たちだけで、井戸水を汲み上げてほしいものです。
諦めずにね・・・。
蛇口を捻れば綺麗な水が出る・・・。
これって、ものすごくありがたいことですね。
« ある程度、予測はしていたが・・・。 | トップページ | 恐ろしき人間模様 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 神様、もう勘弁してください(2024.01.02)
- 正月気分が吹っ飛んだ!(2024.01.01)
- 昨日は惜しかったなぁ(2023.05.31)
- やっぱり神様って、いるんじゃね?(2022.12.02)
- 真夜中3時に目が覚めて(2022.10.12)
コメント